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子供と多目的トイレを30分以上待った親の出来事に「認識変えてほしい」

By - grape編集部  公開:  更新:

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※写真はイメージ

駅構内や商業施設など、多くの人が行き交う場所には、多目的トイレが設置されています。

車いすの利用者や、幼い子供がいる人などが、トイレをより使いやすくするためにあるものです。

本来の利用者のため、多目的トイレを不適切に利用するのは、好ましくありません。

多目的トイレから出てきた仮装姿の若者

妻bot(@vip_sugar)さんがTwitterに投稿した、多目的トイレに関する訴えに、さまざまな声が上がっています。

投稿者さんは、子供のおむつ替えのため、駅構内に設置されていた多目的トイレを使おうとしました。

しかしあいにく、多目的トイレは誰かに利用されており、カギがかかっていたのです。

待つこと30分以上。多目的トイレから出てきたのは、ハロウィンの仮装をしていた若い女性2人でした。

アメリカで有名なお祭りであるハロウィンは、仮装姿の子供たちが近隣に出かけ、お菓子をもらうことなどが趣旨のイベントです。ですが、日本では近年、仮装をした人たちが繫華街に大勢集まる日として認識されています。

※写真はイメージ

繁華街に行こうとしていたであろう女性たちは、着替えるスペースがなく、多目的トイレを使っていたのでしょう。

しかし上述したように、多目的トイレは本来、車いすの利用者や幼い子供がいる人などが優先的に使う場所です。

ハロウィンの仮装姿に着替えるために長時間にわたる利用は、行うべきではありません。

女性たちを目にした投稿者さんはあきれます。「多目的トイレは、メイクルームではない」と。

ほかにも、商業施設内の授乳室で仮眠をしていた人を目撃したことがあるという投稿者さん。

本当に必要としている人が、必要な時に使える世の中になってほしい」と訴えました。

投稿者さんの出来事は、多くの人に届き、物議を醸しています。

・多目的トイレしか使えない人も世の中にはいるんだと、分かってほしい。

・ディズニーでも以前、似たような場面に遭遇しました。レストラン内にあった多目的トイレに、男子学生たちががふざけて立てこもったり、周囲も「開けろ!」と面白がってドアを蹴っていたり…。

・いい加減、「ハロウィンは騒ぐイベント」といった認識を変えるべきじゃないかな?多目的トイレに限らず、繫華街周辺に住む住民も迷惑をこうむっていると聞くし。

国土交通省は、バリアフリー法の基本方針を改正し、多目的トイレを『バリアフリートイレ』と表記、呼ぶように周知しています。

趣旨にそぐわない利用をする人が少なくなく、本来使いたい人たちに配慮した結果、『多目的』の名前から変わったのです。

『多目的トイレ』あらため、『バリアフリートイレ』に対する認識を人々が変え、理解を深めることを多くの人が願っています。


[文・構成/grape編集部]

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出典
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