【442年ぶりの奇跡】皆既月食&惑星食が重なる『天体ショー』がもうすぐ! 「絶対見たい」の声
公開: 更新:
ダルビッシュ有が日本に帰国 向かった先は…?2024年11月12日、メジャーリーグの『サンディエゴ・パドレス』に所属するダルビッシュ有選手が、自身のブログを更新。日本に一時帰国していたことを明かしました。
俳優・火野正平さんが逝去 腰痛の治療に励むも腰部骨折に火野正平さんが亡くなったことが分かりました。ご冥福をお祈りいたします。
- 出典
- 国立天文台
grape [グレイプ] society
宇宙の雄大さ、美しさ、神秘性を地球にいながら目視できる、天体ショー。
雲の少ないタイミングで夜空を見上げると、無数の星のほか、太陽の光を反射して強い輝きを放つ月が目に入ります。
毎日少しずつ形を変えて、地球を見守るように夜空で輝く月。しかし時には、影がかかることで赤銅色になることもあるのです。
※写真はイメージ
地球の影が重なることによって月が暗くなり、欠けたように見える現象を『月食』といいます。
2022年11月、月全体が影に覆われる皆既月食を見ることができるのだとか!
2022年11月8日、皆既月食と天王星食を観測しよう!
国立天文台によると、皆既月食が起こるのは2022年11月8日。夕方ごろから、日本全国で観測することができるのだそうです。
皆既月食の最大は、19時59分とされています。それから徐々に部分食が終わりに向かい、21時49分ごろに元に戻るのだとか。
多くの地域で月の高度がある程度高くなる時間帯に、皆既月食が始まるため、全国的に観測しやすいといいます。
出典:国立天文台
クリックすると画像を拡大します
出典:国立天文台
クリックすると画像を拡大します
また、今回はなんと月が天王星を隠す天王星食も同時に起こるのだとか!
6等級の天王星は光が弱く、夜空の条件がいい場合でも観測するのが難しいため、同時に天王星食も見たい人は、双眼鏡などを用意したほうがよさそうです。
国立天文台によると、皆既食中で月の光の影響が少ないため、比較的見付けやすいといいます。
出典:国立天文台
クリックすると画像を拡大します
皆既月食と天王星食を同時で観測できるのは、とても珍しいこと。
前回、日本で皆既食中に惑星食が起こったのは、なんと442年前である1580年の土星食です。
また、次回日本で同様の現象を観測できるのは、322年後の2344年と予想されています。
今回を見逃したら、次はないといえるでしょう。この日は、夜空を見上げてみてはいかがでしょうか!
[文・構成/grape編集部]