2年間行方不明だった愛犬 発見された場所に、目を疑う
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母親の部屋から出てこない柴犬 様子を見に行くと…「特等席やん!」「この表情はズルい」12月3日、柴犬のこまちちゃんと暮らす、飼い主(@gabugabu_koma)さんはXに『冬ならではのエピソード』を公開しました。

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日本語で『子犬の工場』を意味する『パピーミル』。営利目的で愛玩犬を大量に繁殖させている悪質なブリーダーのことを指します。
2022年12月、アメリカのニュージャージー州で180匹もの犬と猫を劣悪な環境で飼育していたとして、違法のパピーミルが摘発されました。
海外メディア『NJ.com』によると、警察が現場の住宅に踏み込んだ時、135匹の犬と45匹の猫が糞尿だらけの檻の中に詰め込まれていたといいます。
警察は飼い主を動物虐待の容疑で逮捕。動物たちは複数の保護施設に引き取られました。
パピーミルから助け出された犬を待っていたのは
助け出された動物たちは保護施設で体をきれいに洗ってもらい、去勢・避妊手術などをした後で里親募集の準備が始まりました。
そこで、1匹のメス犬にマイクロチップが装着されていることが判明。
チップの登録情報から、その犬が2年前にテネシー州で行方不明になったプライスさん一家の愛犬であるデイジーだと分かったのです!
知らせを受けた家族は、遠く離れた場所のパピーミルでデイジーが見つかったことに驚きを隠せなかったといいます。
そしてテネシー州から車で11時間かけて、デイジーを迎えに行きました。
2年ぶりに家族と再会したデイジーは大喜び!家族も涙と笑顔が止まらなかったそうです。
パピーミルで見つかった動物たちの中には、残念ながらすでに息絶えていた犬が数匹いたといいます。
180匹の犬と猫たちは、それほど不健康でストレスの多い環境下で必死に生き延びていたのでしょう。
デイジーがこのパピーミルにたどり着いた経緯は分かりませんが、無事でなによりですね。
プライスさんたちはデイジーがいなくなってからも、マイクロチップの利用料金を支払い続けていたとのこと。
こうしてチップの情報が常に更新されていたため、すぐにプライスさんの連絡先が見つかったわけです。
まさに「いつか必ずデイジーは見つかる」と信じ続けていた、家族の思いが起こした奇跡といえるでしょう。
[文・構成/grape編集部]