「ほかの地域にも設置してほしい」 長崎市民の生活を支える『茶色い物体』の正体に迫る!
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『日本語なのに読めない』貼り紙 内容が?「もはや外国語」「なんて?」旅行中に立ち寄った温泉。貼り紙の内容に首を傾げた理由が?
レジ店員「そのカバン…」 レジ店員が客に声をかけたワケが?「これは声かけちゃう」「最近、自信喪失していて、今日もとぼとぼと帰路についていたんだけど…」
- 出典
- @onecuprain
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『日本語なのに読めない』貼り紙 内容が?「もはや外国語」「なんて?」旅行中に立ち寄った温泉。貼り紙の内容に首を傾げた理由が?
レジ店員「そのカバン…」 レジ店員が客に声をかけたワケが?「これは声かけちゃう」「最近、自信喪失していて、今日もとぼとぼと帰路についていたんだけど…」
旅の醍醐味の1つである、街歩き。
普段過ごしている街並みと違う風景を歩くことで、非日常を体験することができます。
Twitterユーザーの、べーた(@onecuprain)さんも、街歩きの魅力にハマった1人です。
「歩くことが一番の喜び」と宣言する、べーたさんは、旅先で散歩中に見かけた光景を撮影し、Twitterに投稿しています。
長崎県長崎市を訪れた際、べーたさんは住宅街で一風変わった箱に出会いました。
階段の前にポツリと置かれた謎の箱。
電話ボックスのような見た目ですが、壁のない部分もありますね。
べーたさんが撮影した謎の箱の正体は、『斜面移送システム』と呼ばれているものでした。
斜面移送システムは2002年に、長崎市が設置したものです。
市の土木建設課の担当者によると、長崎市の市街地には坂が多く、車道の整備も進んでいない状況とのこと。
そこで、高齢者を中心とした交通弱者が、坂道を安全かつ快適に移動できるようにするために導入されました。
高齢者以外にも、通院中の人や、乳幼児や妊産婦のいる家庭なども利用できます。
2023年2月現在、市内には3台の斜面移送システムがあり、べーたさんが撮影したものは2004年に設置された『水鳥号』。
定員は2人で、約60mの距離を4分程度で移動できます。
どうやら、斜面移送システムは長崎市民の生活を支える大切な存在のようです!
Twitterには斜面移送システムを初めて知った人も多く「長崎県に住んでいるのに知らなかった」や、「ほかの地域にも設置してほしい」といったコメントがありました。
定番スポットだけでなく、斜面移送システムを見るために、長崎旅行をするのも面白そうですね。
[文・構成/grape編集部]