医師「これは珍しい…」 歯科治療に訪れた『意外な患者』の正体は?
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フィンランドの動物病院に珍しい患者が訪れました。
通常、動物病院でお世話になる動物といえば、犬や猫、ウサギや鳥などが思い浮かぶでしょう。
この日やってきた患者は、それらのどの動物でもありません。
『タカラ獣医クリニック』で歯の治療を受けたのは、メスのユキヒョウのジュマ!
アフタリ動物園で暮らしているジュマは歯科治療が必要になったため、動物病院までやってきたのです。
一般的にメスのユキヒョウは体長が1m近く、体重は大きな個体だと約50㎏もあるといわれます。
そんなジュマを安全に病院に連れて行くために、動物園と『タカラ獣医クリニック』のスタッフは綿密な計画を立てました。
動物園内でジュマに麻酔をかけて、眠っている状態でクリニックへ搬送。
優れた医療チームによって、ジュマの下の歯の根管治療が行われました。
実際のジュマの治療の様子がこちらです。
※画像は複数あります。左右にスライドしてご確認ください。
治療用のベッドの上にあおむけに寝ているジュマは、まるで着ぐるみのよう!
このシュールな絵面には、驚きの声が上がっています。
・この大きなお腹をナデナデしたい!
・手にはめているのはオーブン用の鍋つかみ?かわいい!
・すごく興味深いね。写真をシェアしてくれてありがとう。
『タカラ獣医クリニック』の医師たちにとっても、さすがにユキヒョウの歯科治療は珍しいそうです。
治療後、ジュマは動物園に戻って、通常の生活をしているとのこと。これで今後は歯の痛みを感じることもないでしょう。
アフタリ動物園はInstagramで「ジュマは普通の猫の患者ではありませんでしたが、すべてが上手くいきました!」と『タカラ獣医クリニック』の医師たちに感謝の言葉をつづっています。
普段は凛々しいユキヒョウのこんな無防備な姿はめったに見られないはず。貴重な写真に多くの人が驚き、笑顔になったようですね。
[文・構成/grape編集部]