桜の下で、お弁当を食べた思い出 大いに楽しんでほしい『桜花の季節』 By - 押阪 忍 公開:2023-04-13 更新:2023-04-13 エッセイ押阪忍 Share Post LINE はてな コメント こんにちは、フリーアナウンサーの押阪忍です。 ご縁を頂きまして、『美しいことば』『残しておきたい日本語』をテーマに、連載をしております。宜しければ、シニアアナウンサーの『独言(ひとりごと)』にお付き合いください。 桜花思い出話 桜の四月。関東・東京では、その桜も散り始めました。 しかし、今年は好天の桜日和が続きましたので、満開の桜を二週間近く楽しませて貰いました。ありがたいことです。 東北、北海道では、これからが楽しみでしょうか? 東北弘前市のお城周辺の桜花の景色は、今でも鮮明に覚えております。堀割(ほりわり)の桜も…。 30年で3回、同じ景色を見ていますが、弘前城周辺の桜の景色は天下一品だと思いますね。 皇居や、名古屋城、大阪城、姫路城、熊本城など、一二を争う桜の名所は、かなりありますが、弘前城前の桜はベスト5には入ると思います。 弘前城桜祭り ところで、昼間、お勤めの方に敢えて声を掛けたいのですが…「きょうのお昼は、桜の花の下で食べませんか!?」と。 日本列島の北半分はまだ、『桜花の季節』だと思いますので、桜の下で、お弁当を是非是非、広げてこの桜の季節を大いに楽しんで頂きたいのです。 私は今でもFM番組を担当していますが、制作スタッフの2名に声をかけ、それぞれのお弁当持参で皇居前の歩道脇のベンチで3人だけの『お弁当タイム』を楽しみました。 皇居前は走ったり、歩いたりする人がかなりおりますが、私たち3人に目をやる人はいませんでした。それだけ、開放的になっているのでしょうねぇ。 缶ビールとお茶でほぼ1時間…。開けたお弁当のごはんの上に時折、桜の花びらが、ハラハラと舞落ちてきたりしましたが、それはむしろご愛嬌、その場の雰囲気を大いに盛り上げてくれました。 今もその皇居の前のFM局で仕事を続けていますが、3階のスタジオから満開の桜の下で、かつてお弁当を広げたベンチを眺めては、当時を思い起こしたりしている桜花の季節であります。 <2023年4月> フリーアナウンサー 押阪 忍 1958年に現テレビ朝日へ第一期生として入社。東京オリンピックでは、金メダルの女子バレーボール、東洋の魔女の実況を担当。1965年には民放TV初のフリーアナウンサーとなる。以降TVやラジオで活躍し、皇太子殿下のご成婚祝賀式典、東京都庁落成式典等の総合司会も行う。2023年現在、アナウンサー生活65年。 日本に数多くある美しい言葉。それを若者に伝え、しっかりとした『ことば』を使える若者を育てていきたいと思っています。 ギャル曽根流のポテサラに「今日の夕飯決まった」「その発想はなかった」ギャル曽根さん親子が教える、ポテトサラダレシピに「奥が深い」「その発想はなかった!」の声が上がりました。 材料3つ、調味料3つ! ロバート馬場流の炒飯に「今晩はこれに決めた」「感激した」塩と油は使いません!『ロバート』の馬場裕之さんが教える『黒炒飯』がやみつきになりそうです! Share Post LINE はてな コメント
こんにちは、フリーアナウンサーの押阪忍です。
ご縁を頂きまして、『美しいことば』『残しておきたい日本語』をテーマに、連載をしております。宜しければ、シニアアナウンサーの『独言』にお付き合いください。
桜花思い出話
桜の四月。関東・東京では、その桜も散り始めました。
しかし、今年は好天の桜日和が続きましたので、満開の桜を二週間近く楽しませて貰いました。ありがたいことです。
東北、北海道では、これからが楽しみでしょうか?
東北弘前市のお城周辺の桜花の景色は、今でも鮮明に覚えております。堀割の桜も…。
30年で3回、同じ景色を見ていますが、弘前城周辺の桜の景色は天下一品だと思いますね。
皇居や、名古屋城、大阪城、姫路城、熊本城など、一二を争う桜の名所は、かなりありますが、弘前城前の桜はベスト5には入ると思います。
弘前城桜祭り
ところで、昼間、お勤めの方に敢えて声を掛けたいのですが…「きょうのお昼は、桜の花の下で食べませんか!?」と。
日本列島の北半分はまだ、『桜花の季節』だと思いますので、桜の下で、お弁当を是非是非、広げてこの桜の季節を大いに楽しんで頂きたいのです。
私は今でもFM番組を担当していますが、制作スタッフの2名に声をかけ、それぞれのお弁当持参で皇居前の歩道脇のベンチで3人だけの『お弁当タイム』を楽しみました。
皇居前は走ったり、歩いたりする人がかなりおりますが、私たち3人に目をやる人はいませんでした。それだけ、開放的になっているのでしょうねぇ。
缶ビールとお茶でほぼ1時間…。開けたお弁当のごはんの上に時折、桜の花びらが、ハラハラと舞落ちてきたりしましたが、それはむしろご愛嬌、その場の雰囲気を大いに盛り上げてくれました。
今もその皇居の前のFM局で仕事を続けていますが、3階のスタジオから満開の桜の下で、かつてお弁当を広げたベンチを眺めては、当時を思い起こしたりしている桜花の季節であります。
<2023年4月>
フリーアナウンサー 押阪 忍
1958年に現テレビ朝日へ第一期生として入社。東京オリンピックでは、金メダルの女子バレーボール、東洋の魔女の実況を担当。1965年には民放TV初のフリーアナウンサーとなる。以降TVやラジオで活躍し、皇太子殿下のご成婚祝賀式典、東京都庁落成式典等の総合司会も行う。2023年現在、アナウンサー生活65年。
日本に数多くある美しい言葉。それを若者に伝え、しっかりとした『ことば』を使える若者を育てていきたいと思っています。