悲しい…! イチゴ狩りの食べ残しに、農家の悲痛なつぶやき
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群馬県にある、イチゴ狩りができるとあるファームの公式アカウントがTwitterに投稿した写真が、大変な反響を呼びました。
そのツイートには、イチゴ狩りの「ゴミ」として捨てられた食べ残しが写されていたのです。
イチゴ狩り農園が投稿した写真に写っていたのは…
そこに写されていたのは、ゴミにするにはあまりに「もったいない」食べ残しでした。ゴミ箱に入れられた、大量のイチゴ。それは、ヘタや茎の部分だけでなく、赤い実の部分も残されていました。先端の甘い部分だけかじって、ヘタの周辺が大きく残されていることがわかる写真です。
ちゃんと熟していない、白い部分が多い実を取ってしまい、酸っぱいからと捨ててしまったのでしょう。それだけでなく、しっかりと赤く色づいている箇所もたくさんあります。
個体によって酸っぱかったり甘かったり、様々な味があるでしょう。自然のものですから、「あたり」「はずれ」があって当然。にもかかわらず、ちょっとだけかじって捨ててしまうという行為を繰り返されては、運営する農家にとってはたまったものではありません。
ネット上での案内を見ると、このファームは予約制で、定員になってしまった際には断ることも多いようです。無尽蔵に出来上がるわけではない農産物。限られた来場者に楽しんでもらうために運営しているにもかかわらず、一部の心ない客がマナーに違反した行為をしていたのです。
この捨てられてしまった大量の残骸は、衛生面もあり、再利用などはできないそうです。ゴミになるより他ありません。
ファームの悲痛な声
ファームがこのようなツイートをした経緯には、目に余る行為がこれまでも繰り返されていたことがあるのでしょう。イチゴが写された写真つきツイートに続けて、このように投稿しています。
一年かけて、一生懸命育てたイチゴを捨てられてしまうのは悲しい。これではいくらあってもイチゴが足りなくなってしまう。
こんな事態が続いたら、イチゴ狩りを運営し続けられなくなってしまう。どうか、最後まで食べてください。
「本当に悲しい」「イチゴが足りなくなってしまう」「このままではイチゴ狩りを停止しなくてはならない」悲痛な声が続きます。
一連のツイートに対しては、「もったいない!」「マナーが悪い客、許せない」「贅沢すぎる」「ヘタの周りの酸味のおいしさがわからないなんて…」と、共感の声が多く寄せられていました。
ルールを厳しくしては? ごみをチェックしては? などと改善方法の提案も投稿されています。しかし、マナーを守ってイチゴ狩りを楽しんでいる大半の来場客にとってはそれも迷惑な話…。
SNSによって、こういった行為が迷惑になっているのだということを、気付かなかった人たちに届けることが最善なのでしょう。それでも、迷惑だとわかって自分勝手な行為をしている人を止めることはできません。
このファームには、たくさんの応援の声が届いています。多くの人々が楽しめるサービスの運営を続けていってくれることでしょう。
※該当のファームに問い合わせが殺到しており、埋め込み引用しておりましたツイートは削除致しました。