花火大会の後 「これが現実です」というコメントと共に投稿された1枚に、絶句
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夏の楽しみの1つといえば、夜空を彩る花火大会。地元で開催されるものや、有名な花火大会に足を運んだ人も多いのではないでしょうか。
そんな花火大会は、解決が難しいある問題を抱えています。
コンビニの前の悲惨な光景
2018年8月13日、北海道・帯広の十勝川河川敷では『第68回 勝海花火大会』が行われました。『勝海花火大会』は、グランドフィナーレで打ち上げられる金色の花火『錦冠(にしきかむろ)』や、レーザーや照明などを使った演出が特徴的な花火大会です。
花火大会の主催者によって方針はさまざまですが、『勝海花火大会』の会場にはゴミ箱が設置されていませんでした。
公式ウェブサイトでは、ゴミについて事前にこう伝えています。
このように、『勝海花火大会』側は観客にゴミを持ち帰るよう呼びかけていたのです。しかし、会場にゴミ箱がないことから、観客の一部は心ない別の方法を取ってしまいました。
『勝海花火大会』を見に行った、北海道在住の勇気(@izuming1108)さん。帰宅途中、セブン-イレブンの前で驚きの光景を目にします。
外に置かれたゴミ箱。その周辺は…。
通行の邪魔になるレベルの、ゴミの山!
ゴミ箱からあふれて歩道を埋め尽くし、車道にまで転がり落ちそうになっています。
決して、このコンビニで買われた商品のゴミばかりではないでしょう。よく見ると、屋台で売られていただろうと思われるゴミまでまぎれ込んでいます。
花火大会のゴミを押し付けられたコンビニを見た勇気さんは、Twitterに写真を投稿して「これが現実です」と語りました。
キレイな花火を撮影しながら、知らん顔をしてゴミを周辺の店のゴミ箱に捨てていく人たち。
花火大会の会場からゴミがなくなっても、これでは意味がありませんね。
コンビニなどの店がゴミを捨てる場合、量が増えるほど処理料金がかかってしまいます。店にとって大変シビアな問題。花火大会を楽しんだ後のゴミは近隣の店の負担にせず、持ち帰るのが観客のマナーだといえるでしょう。
花火大会の会場にゴミ箱を置くか置かないかの議論は、まだ結論が出ていません。多くの人が、「どうしたらゴミ問題の起こらない花火大会にできるのか」を考えて行動する必要があります。
一人ひとりのマナーを向上させて、さわやかな気分のまま帰ることができる花火大会を目指していきたいものです。
[文・構成/grape編集部]