ニューバランスの色落ちした靴を復活させる方法 「こんな簡単だったとは」 By - grape編集部 公開:2023-06-19 更新:2023-06-19 Amazonニューバランス楽天 Share Post LINE はてな コメント ※本記事はgrapeが独自に制作したコンテンツです。また、本記事を経由して商品の購入が発生した場合に、ECサイト等から送客手数料を受領することがあります。 さまざまなコーデに合わせやすく、履き心地もいいと評判の『New Balance(ニューバランス)』。多くのシリーズが生み出されており、どれも人気が高いスニーカーです。 中には数万円もするスニーカーもあるので、大切に履いている人も多いでしょう。 とはいえ、長年履いていると傷みが出たり、色落ちしてきたりと状態も悪くなってしまうもの。 色落ちしてしまったニューバランスのスニーカーは、どのように復活させたらいいのかを実験してみました。 目次 1. ニューバランスの色落ちを復活 1400円ちょっとでできる方法1.1. ニューバランスの色落ちを染め直す 手順は?2. ニューバランスの色落ちを復活させる方法 まとめ ニューバランスの色落ちを復活 1400円ちょっとでできる方法 実験に使ったのは、ニューバランスのスニーカーの中でも定番といわれるCM996です。 Amazonで見る 楽天市場で見る CM996はアジア製の大量生産のため、ニューバランスの中でも購入しやすい価格に設定されている靴の1つ。 フォルムも美しく、アッパーにはスエードも使われているため、かなりコスパのいい靴といえるでしょう。 そんなCM996の中で、定番の色の1つがネイビーです。CM996のネイビーはかなり色が濃く、見方によっては黒っぽく見えるほど。 購入したばかりの頃のCM996のネイビーがこちらです。 しかし、筆者のCM996は、まだそれほど履いていないにも関わらず、すでに色落ちが激しく進んでいます。 その原因は、何度も水洗いをしたり、洗剤をつけて洗ったり、あまつさえ洗濯機で洗ったりした結果。どれも公式が推奨していない洗い方のため、色落ちしてしまったのもうなずけるものです。 汚れも少なく、まだまだ新品同様の靴のはずなのに、この色褪せ感は少し悲しくなります。 なんとか復活させる方法はないものかと調べていると、自分で色を補色する方法と店でリペアしてもらう方法があるようです。 まだ購入したばかりなのに店に出すのは抵抗がありますし、金額も高いため、今回は自分で染める方法を選びました。 使うのは『FAMACO(ファマコ)スエードカラーダイムリキッド(以下、ファマコ)』という、スエードやヌバックなどの起毛皮革の靴用補色保革剤です。 Amazonで見る 楽天市場で見る 今回は、CM996がネイビーのため、ファマコもネイビーブルーを使って補色しました。ほかにもブラックやグレー、グリーンなど多くの色を展開しているので靴にあった色を探してみてください。 また、通常は補色した後に栄養スプレーをかけたり、防水スプレーをかけたりするのですが、ファマコは1本ですべてを終わらせてくれます。 価格も1400円前後と安いので、試してみる価値はあるでしょう。 ニューバランスの色落ちを染め直す 手順は? 染め直す前に、まずはブラッシングなどで靴の汚れをかき出す作業。しっかりと汚れを落とさないとムラができてしまうようです。 また、紐も外しておかないと染まってしまうので、しっかりと外しておきましょう。 次に行うのが、マスキングテープを貼る作業。スプレーなどを使う場合は、余計な部分に色がつかないようにマスキングテープを貼るのですが、今回使うのは直接塗り込むタイプの補色剤です。 「うまいことやれば平気だろう」という気持ちと「面倒くさい」という感情が勝ったため、筆者はこの工程をすっ飛ばしました! なので、このまま補色していきます。 ファマコは先端にスポンジが付いているため、広い部分はそのままガシガシと塗っていくことも可能です。ただ、Nマークなど細かい部分は、さすがにこのままでは塗れません。 そういった時に役立つのが綿棒です。 綿棒の先に薬剤を付けて、細かく塗っていきます。 Nマーク以外にも、アウトソールとスエードの境目といった角度のきついところは、綿棒があるとかなり塗りやすくなるのでおすすめです。 まんべんなく一度塗った状態がこちら。 まだ思うような色になっていないので、もう一度塗ってみたほうがよいかもしれません。乾かせば何度も塗り込むことができるのは、使い勝手がいいですね。 完全に乾かしてから二度塗りを試してみます。 二度塗りの状態がこちらです。 それなりに濃くなったように見えるので、色の仕上がりは完璧といっていいでしょう。 しかし、面倒くさがってマスキングテープを貼っていないことを後悔する事態が! スポンジを押し付けていたところ、思いのほか量が多く出てしまいNマークやミッドソールにかなりの量の薬剤がかかってしまったのです。 すぐにふき取ったものの、若干色がついてしまいました。 筆者のように大失敗をしないために、やはり補色をする時はマスキングテープはしっかりと貼ったほうがいいようです。 気を取り直して、このまましっかりと乾燥させていきましょう。 完全に乾燥したら、ブラッシングで起毛させて補色の完了です。 補色前と比べると、かなり色が濃くなり新品の頃のようなネイビーとなりました。 右が補色したCM996 この色がどれくらいもつのかはまだ分かりませんが、これだけ簡単な作業で補色ができるなら、こまめに挑戦してみてもいいでしょう。 ニューバランスの色落ちを復活させる方法 まとめ 補色の仕方 ・紐を外し、ブラッシングで汚れをかき出す。 ・塗らない場所はマスキングテープを貼る。 ・ムラができないように、まんべんなく塗り込む。 ・色を濃くしたい時は、乾かしてから塗り重ねる。 ・完全に乾いたらブラッシングで起毛させて完成。 ニューバランスの靴が色落ちした場合は、補色剤を使えば簡単に復活させられることが分かりました。 1400円ちょっとでこの結果なら、試してみるのもいいでしょう。 乾かして何度も塗り足すことができるので、自分好みの色合いを作ることも容易にできます。 「お気に入りだったけど色落ちしてしまってもう履けない」と悩んでいた人は、ぜひ試してみてくださいね。 [文・構成/grape編集部] 出典 Amazon/楽天市場 Share Post LINE はてな コメント
さまざまなコーデに合わせやすく、履き心地もいいと評判の『New Balance(ニューバランス)』。多くのシリーズが生み出されており、どれも人気が高いスニーカーです。
中には数万円もするスニーカーもあるので、大切に履いている人も多いでしょう。
とはいえ、長年履いていると傷みが出たり、色落ちしてきたりと状態も悪くなってしまうもの。
色落ちしてしまったニューバランスのスニーカーは、どのように復活させたらいいのかを実験してみました。
ニューバランスの色落ちを復活 1400円ちょっとでできる方法
実験に使ったのは、ニューバランスのスニーカーの中でも定番といわれるCM996です。
Amazonで見る
楽天市場で見る
CM996はアジア製の大量生産のため、ニューバランスの中でも購入しやすい価格に設定されている靴の1つ。
フォルムも美しく、アッパーにはスエードも使われているため、かなりコスパのいい靴といえるでしょう。
そんなCM996の中で、定番の色の1つがネイビーです。CM996のネイビーはかなり色が濃く、見方によっては黒っぽく見えるほど。
購入したばかりの頃のCM996のネイビーがこちらです。
しかし、筆者のCM996は、まだそれほど履いていないにも関わらず、すでに色落ちが激しく進んでいます。
その原因は、何度も水洗いをしたり、洗剤をつけて洗ったり、あまつさえ洗濯機で洗ったりした結果。どれも公式が推奨していない洗い方のため、色落ちしてしまったのもうなずけるものです。
汚れも少なく、まだまだ新品同様の靴のはずなのに、この色褪せ感は少し悲しくなります。
なんとか復活させる方法はないものかと調べていると、自分で色を補色する方法と店でリペアしてもらう方法があるようです。
まだ購入したばかりなのに店に出すのは抵抗がありますし、金額も高いため、今回は自分で染める方法を選びました。
使うのは『FAMACO(ファマコ)スエードカラーダイムリキッド(以下、ファマコ)』という、スエードやヌバックなどの起毛皮革の靴用補色保革剤です。
Amazonで見る
楽天市場で見る
今回は、CM996がネイビーのため、ファマコもネイビーブルーを使って補色しました。ほかにもブラックやグレー、グリーンなど多くの色を展開しているので靴にあった色を探してみてください。
また、通常は補色した後に栄養スプレーをかけたり、防水スプレーをかけたりするのですが、ファマコは1本ですべてを終わらせてくれます。
価格も1400円前後と安いので、試してみる価値はあるでしょう。
ニューバランスの色落ちを染め直す 手順は?
染め直す前に、まずはブラッシングなどで靴の汚れをかき出す作業。しっかりと汚れを落とさないとムラができてしまうようです。
また、紐も外しておかないと染まってしまうので、しっかりと外しておきましょう。
次に行うのが、マスキングテープを貼る作業。スプレーなどを使う場合は、余計な部分に色がつかないようにマスキングテープを貼るのですが、今回使うのは直接塗り込むタイプの補色剤です。
「うまいことやれば平気だろう」という気持ちと「面倒くさい」という感情が勝ったため、筆者はこの工程をすっ飛ばしました!
なので、このまま補色していきます。
ファマコは先端にスポンジが付いているため、広い部分はそのままガシガシと塗っていくことも可能です。ただ、Nマークなど細かい部分は、さすがにこのままでは塗れません。
そういった時に役立つのが綿棒です。
綿棒の先に薬剤を付けて、細かく塗っていきます。
Nマーク以外にも、アウトソールとスエードの境目といった角度のきついところは、綿棒があるとかなり塗りやすくなるのでおすすめです。
まんべんなく一度塗った状態がこちら。
まだ思うような色になっていないので、もう一度塗ってみたほうがよいかもしれません。乾かせば何度も塗り込むことができるのは、使い勝手がいいですね。
完全に乾かしてから二度塗りを試してみます。
二度塗りの状態がこちらです。
それなりに濃くなったように見えるので、色の仕上がりは完璧といっていいでしょう。
しかし、面倒くさがってマスキングテープを貼っていないことを後悔する事態が!
スポンジを押し付けていたところ、思いのほか量が多く出てしまいNマークやミッドソールにかなりの量の薬剤がかかってしまったのです。
すぐにふき取ったものの、若干色がついてしまいました。
筆者のように大失敗をしないために、やはり補色をする時はマスキングテープはしっかりと貼ったほうがいいようです。
気を取り直して、このまましっかりと乾燥させていきましょう。
完全に乾燥したら、ブラッシングで起毛させて補色の完了です。
補色前と比べると、かなり色が濃くなり新品の頃のようなネイビーとなりました。
右が補色したCM996
この色がどれくらいもつのかはまだ分かりませんが、これだけ簡単な作業で補色ができるなら、こまめに挑戦してみてもいいでしょう。
ニューバランスの色落ちを復活させる方法 まとめ
補色の仕方
・紐を外し、ブラッシングで汚れをかき出す。
・塗らない場所はマスキングテープを貼る。
・ムラができないように、まんべんなく塗り込む。
・色を濃くしたい時は、乾かしてから塗り重ねる。
・完全に乾いたらブラッシングで起毛させて完成。
ニューバランスの靴が色落ちした場合は、補色剤を使えば簡単に復活させられることが分かりました。
1400円ちょっとでこの結果なら、試してみるのもいいでしょう。
乾かして何度も塗り足すことができるので、自分好みの色合いを作ることも容易にできます。
「お気に入りだったけど色落ちしてしまってもう履けない」と悩んでいた人は、ぜひ試してみてくださいね。
[文・構成/grape編集部]