譲渡会で里親が決まらなかった保護犬 なのに祝福の声が上がったワケは?
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飼い主「狙われていることに気付かず、ニッコニコ」 愛犬の後ろに写っていたのは…「背後を狙われていることに気付かず、ニッコニコの犬」このようなコメントを添えて、Xに写真を投稿したのは、ペキニーズのハオくんと暮らす、飼い主(@hao_kochi)さんです。

「風刺が利いていて、ナイスな工作」 自由研究の内容に45万『いいね』夏休みの宿題の定番といえる、自由研究。文字通り、各々が興味のあるテーマについて『自由に』探求できる、よいきっかけといえるでしょう。さまざまなアイディア工作をXに投稿している@TaT12364250さんも、自身の『自由研究』を発表。作品には45万件以上の『いいね』が寄せられています。
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2023年1月、アメリカのニューヨークに住む家族が1週間ほど旅行に行くため、愛犬のモカちゃんの世話を友人に頼むことにしました。
そして、旅行から戻った家族はモカちゃんが行方不明になったことを知らされたのです。
家族は悲しみに打ちひしがれましたが、モカちゃんが戻って来ることはありませんでした。
新しい犬を迎えようとした家族が出会ったのは…!
モカちゃんがいなくなってから約半年が経過した同年6月、家族はそろそろ新しい犬を迎えようと決めます。
そして、地元の動物保護施設が主催する保護犬の譲渡イベントに家族全員で出かけました。
するとイベント会場で、母親が1匹の保護犬に目を留めます。
「この犬はモカにそっくりだわ!」
里親を募集中のサンディという名前のメス犬が、モカちゃんにうり二つだったのです。
犬に近付いた家族は、その犬がモカちゃんだということを確信します。
犬も家族を見るや否や、しっぽを振って抱きついたのです。
それは、半年近くも離ればなれだった家族とモカちゃんがついに再会した瞬間でした。
イベントを主催していた『アニマル・ケア・センター・オブ・NYC』は、家族が持っていた写真によって、サンディが間違いなくモカちゃんであることを確認。
何よりも、家族を見た時のモカちゃんの喜びぶりが、彼らの愛犬であることの証明になったといいます。
モカちゃんは約1か月前に、動物保護施設の近くの柱につながれているところを発見されたそうです。
投稿には「信じられない!」「モカちゃんが嬉しそう」「奇跡が起きたね」など祝福の声が上がっています。
この日、この場所に、家族が出向いていなかったら、モカちゃんにはほかの里親が決まっていたかもしれません。
これはまさしく、お互いを愛するモカちゃんと飼い主さん家族が起こした「奇跡」といえるでしょう!
[文・構成/grape編集部]