運河に落ちた犬を助けるために 警官が捧げた『あるもの』に称賛の声
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『日本語なのに読めない』貼り紙 内容が?「もはや外国語」「なんて?」旅行中に立ち寄った温泉。貼り紙の内容に首を傾げた理由が?
レジ店員「そのカバン…」 レジ店員が客に声をかけたワケが?「これは声かけちゃう」「最近、自信喪失していて、今日もとぼとぼと帰路についていたんだけど…」
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『日本語なのに読めない』貼り紙 内容が?「もはや外国語」「なんて?」旅行中に立ち寄った温泉。貼り紙の内容に首を傾げた理由が?
レジ店員「そのカバン…」 レジ店員が客に声をかけたワケが?「これは声かけちゃう」「最近、自信喪失していて、今日もとぼとぼと帰路についていたんだけど…」
アメリカの警察のSNSアカウントではあらゆる犯罪に関する報告や、人々の安全を守るための注意喚起など、緊張感のある投稿が多く見られます。
そんな中、アリゾナ州にあるグレンデール警察がFacebookに投稿した心温まる出来事に、反響が上がりました。
運河に落ちた犬を『あるもの』で救助
この日、市民から「運河でジャーマンシェパードが泳いでいる」という通報を受けた警官たちが、現場へ駆けつけました。
すると通報どおり、1匹のジャーマンシェパードが疲れた様子で運河の中で行ったり来たりして、さまよっていたのです。
犬は誤って運河に落ちてしまい、自力で岸に上がれなくなったと思われます。
ソレンソン巡査はすぐに防弾チョッキを外し、運河に降りていきました。
しかし犬は臆病で、「おいで」と呼んでもなかなかソレンソン巡査の近くまで寄ってきません。
そこで1人の警官が「何か食べ物を持っているかい?」というと、ダウニー巡査がパトカーからあるものを持ってきました。
それはダウニー巡査のために妻が作った焼きたてのかぼちゃマフィン!
ソレンソン巡査はマフィンを犬に見せながら「ほら見てごらん!僕が持っているのは何かな?」と優しく話しかけます。
するとさっきまで警戒していた犬が、おいしそうなマフィンの香りにつられて近付いてきたのです。
こうしてマフィンのおかげであっさりと犬を救助することができました。
犬は救助された後、すぐ近くに住む飼い主と無事に再会することができました。
犬を引き渡す時、ダウニー巡査は飼い主の男性に「俺の妻のマフィンが無駄になっちゃったよ」とちょっぴり不満そうにぼやいています。
グレンデール警察は『ダウニー巡査の奥さんが、彼のために新しいマフィンを作ってくれることを願っている!』と動画を投稿。
貴重なマフィンを差し出したダウニー巡査に称賛の声が集まっています。
・この警官の奥さんは表彰されるべきだ!
・巡査、あなたのマフィンは無駄にはなっていませんよ。そのおかげで犬の命が救われたんだから。
・かぼちゃマフィンはおいしいよね。犬を助けてくれた警官のみなさん、ありがとう!
ダウニー巡査はパトロール中の休憩時間に妻のかぼちゃマフィンを食べるのを楽しみにしていたはず。
それでも犬を助けるためにマフィンを捧げた彼は称賛に値しますね。
この出来事を知ったダウニー巡査の妻はきっと夫を誇りに思い、新しいかぼちゃマフィンを焼いてくれたことでしょう!
[文・構成/grape編集部]