98歳のおばあちゃんが家でしていること 歳をとるという現実
公開: 更新:

出典:Vimeo

置き配指定のはずが、なぜか『不在票』 確認してみると…置き配なのに『不在票』が入っていて?その理由に「配慮をありがとうございます」

公園に放置されていた『開いた状態の傘』 近づくと?「優しい世界」「前世で善行を積んだのか」ある雨の日、京都府京都市で扇子店を営む、大西里枝(@RieOhnishi)さんは、公園で開いた状態で放置された、ビニール傘を発見したそうです。 「忘れ物かな」と思った大西さんは、近くで傘を見ると…。
- 出典
- Junk Mail
ペンシルバニアに住む、98歳のメアリーさん。現在は一人暮らしをしており、平日はデイサービスに通っています。
そんな彼女の生活に密着した映像作品「JUNK MAIL」が、98歳の一人暮らしとはどのようなものか。また、歳をとるということの意味を、深く考えさせられると話題です。
笑わないでね…
メアリーさんはデイサービスの施設に行くと、友達や職員さんと食事やダンスなど、様々なレクリエーションをして楽しみます。
出典:Vimeo
その姿は人生を謳歌しているように見えました。誰も、メアリーさんの施設以外の生活を知らなかったからです。
しかし今回、メアリーさんの生活に密着したことで、デイサービスから帰った後のメアリーさんの孤独が浮き彫りに。
家に帰ると、メアリーさんは一人。その孤独を紛らわすために彼女がしていたこととは、
出典:Vimeo
出典:Vimeo
笑わないでね。ポストに投函されている、いらないチラシをとってくるの。そして、それをちぎって、切って、小さくしてゴミ箱に捨てるの。何かしていないと、気がふれてしまいそうだから
ただ、いらないチラシをちぎって捨てる。話し相手もなく。特にやることもない。静かな部屋に、チラシをちぎる音だけが響く様は、彼女のやりきれない気持ちを表しているようです。
この生活をどう思っているか?どう思うも何もないわ。ただ、やっていくしかないもの。他には何もできないわ。姪と一緒に暮らせるわけじゃないし。彼女たちももう孫がいて、彼女たちの生活があるのよ。
その様子を初めて見た施設のスタッフ。頬には涙が…
出典:Vimeo
撮影のあと、メアリーさんは施設のスタッフと撮影スタッフに、涙声で感謝を伝えました。
みんなが来てくれて本当に嬉しかったわ。あなたたちのおかげでとっても素敵な日になった。私は一生このことを忘れない
出典:Vimeo
人は誰しも、歳を重ねていくもの。メアリーさんのこの姿は他人事ではありませんね。
映像の中で出てくる言葉「because still alive(だって、まだ生きているから)」が胸を打ちます。誰もが日々に追われ、忙しい毎日を送っています。それでも、大切な人に会いにいくこと、その重要さに改めて気づくのではないでしょうか。