買ったばかりのストッキングが『すぐ伝線する理由』 アツギのアドバイスに「早く知りたかった」
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足をきれいに見せてくれる、ストッキング。しかし、「買ったばかりなのに伝線しちゃった…」という経験をした人も多いのではないでしょうか。
ストッキングは生地が薄いことが多いので、爪で引っ掛けたり、どこかにぶつけたりして伝線することが起こりがち。とはいえ、せっかく購入したからには、できるだけ長くはきたいですよね。
そこで、ストッキングメーカーのアツギ株式会社(以下、アツギ)に、ストッキングを長持ちさせる方法について取材しました。
ストッキングを長持ちさせるには『はき方』に注意!
伝線せずに長持ちさせるためには、以下の2点が重要です。
1.着用時に正しいはき方をする。
2.洗濯時に注意する。
アツギによるとストッキングを伝線させないためには、まずは『1』のポイントを押さえるとよいそうです。
ストッキングの正しいはき方
伝線を防ぐには、「自分に合ったサイズのストッキングを、正しいはき方ではくことが一番大切です」とのこと。はく時のアドバイスを聞いてみると、このような回答がありました。
お洋服のパンツをはく時と同じように、片脚ずつストンストンと脚を通すのは間違いです。
ストッキングの生地をたくし持って両足先を入れ、両脚の生地を交互に少しずつ引き上げて股部分まではきます。
ここからパンティ部を引き上げる時は、手をパンティ部に差し入れ、手のひらをお尻に当てて、手の甲で生地をウエストまで引き上げます。こうすると爪が当たりにくく、伝線リスクをかなり減らせます。
正しいはき方については、アツギのウェブサイトでも紹介しているので、参考にしてください。
タイツとストッキングのこと HOW TO WEAR
ストッキングのサイズを確認しよう!
ストッキングは身長とヒップからサイズが設定されています。下記のサイズ表で自分のヒップサイズと身長が交差するポイントを見ます。
例えば、ヒップ89cm、身長161cmなら、『M~L』がジャストフィットのサイズです。より詳細なサイズは以下を参照してください。
タイツとストッキングのこと BEST SIZE
いつもすぐ伝線させてしまうという人は、自分が購入しているサイズが正しいかどうか、一度確認してみるといいでしょう。
ちなみに、伝線しにくいストッキングもあります。伝線しにくい素材を使用したストッキングを選ぶことも長く使うための方法の1つです。
また、アツギによると、「お手洗い時にパンティ部の上げ下げをしなくていい最近話題の商品もある」とのこと。
この『アスティーグ(快)』は、パンティ部がくり抜かれたストッキング。着用後にショーツを履くと、お手洗いの時やサニタリー期もショーツのみの着脱で済むため、上げ下げで伝線させてしまうリスクが軽減します。
このような伝線リスクが減るアイテムにトライしてみるのもいいでしょう。
伝線しにくくする方法はあるのか
では、購入したストッキングを伝線しにくくする方法はあるのでしょうか。例えば『冷凍庫でいったん凍らせると伝線しにくい』といったライフハックも広まっているようです。
アツギにいくつかのライフハックの真偽について聞いてみると…。
残念ながら伝線しにくくする方法はありません。
『冷凍庫に入れて凍らせると丈夫になる』『酢水や砂糖水につけると丈夫になる』など、まことしやかにささやかれている説があるようで、定期的に真偽のお問い合わせをいただくことがあります。ですが、これらで伝線しにくくなることはありません。
特にストッキングによく使用されているポリウレタンは、極端な高温・低温にさらされると脆化(ぜいか)する素材なので、冷凍はしないでください。
ストッキングを洗濯する際に注意すべき点
ストッキングを大事に長くはくために気になるのは洗濯です。アツギに洗濯時の注意点について聞いたところ、以下のような回答がありました。
ストッキングの生地は繊細なので手洗いがベストですが、洗濯機で洗うこともできます。その場合は必ず洗濯ネットに入れてください。
洗剤は通常のもので差し支えありませんが、ストッキングは染色したものがほとんどなので、漂白剤は使わないでください。
干す時は先に申し上げたとおり、熱に弱いため、直射日光は避けて陰干しでお願いいたします。
ストッキングをできるだけ長く使いたいのであれば、今回ご紹介したアツギからのアドバイスに留意するようにしましょう。
よく伝線するという人は、まずはサイズが合っているかどうかを見直すところから始めてみてはいかがですか。
[文/高橋モータース@dcp・構成/grape編集部]