夜の『外干し』にも意外なメリットが…? 「昼だけやってたわ」「コレは助かる」
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夜に洗濯をする場合、外干しと室内干しのどちらがいいのでしょうか。メリットとデメリット、そして夜洗濯のポイントを詳しく紹介します。
夜に洗濯するメリット
昔は、夜に洗濯をすることは一般的ではありませんでした。しかし、普段は朝洗濯する人も、「早朝に出かけるから夜しか洗濯できない」「次の日も使用するから夜のうちに洗濯したい」ということもあるでしょう。
一般的ではないからこそ、どうすればいいのか、メリットやデメリットはどんなものがあるのか、分からず悩んでしまいますよね。夜の洗濯にはどんなメリット・デメリットがあるのか、アクア株式会社の公式Instagramアカウント(aqua_jp_official)から紹介します。
まずは、夜に洗濯するメリットを紹介します。
すぐに洗うから汚れが落ちやすい
汚れは時間が経つほど落とせなくなります。日中着ていた服をその日の夜にすぐ洗うことで、付着した汚れもが落ちやすくなるのです。また、雑菌の繁殖も抑えることができるため、嫌なニオイも付きにくくなります。
紫外線によるダメージを防ぐことができる
衣服は紫外線によってダメージを受けて色の劣化が起きやすくなります。夜に洗濯物を干すと紫外線からの影響を受ける心配はないため、色褪せのを防ぐことができます。
お風呂の残り湯が使える
お風呂の残り湯を再利用して洗濯すれば、水道代を節約することができます。夜、お風呂に入った後すぐに残り湯を使うことで、温かいお湯で洗濯できるので、汚れも落ちやすいでしょう。
また、朝まで放置しておいたお湯に比べて雑菌も少ないので、衛生面でも安心感があります。
夜洗濯のデメリットと注意点
次は、夜に洗濯するデメリットを見ていきましょう。
虫が卵を産む
夜間、住宅の明かりや街灯によって洗濯物が照らされると、光って見えることがあります。そこに夜行性の虫が寄ってきて、卵を産み付けられてしまうことがあります。
騒音問題につながる
アパートやマンションなどの集合住宅の場合、洗濯機の音が近隣に響くことがあるため、夜間に洗濯機を使うと騒音問題につながる可能性があります。静音設計の洗濯機もありますが、振動は避けられないので、集合住宅の場合は夜間に洗濯機を使うのは控えましょう。
生乾きになる
夜は昼間よりも気温が低くなり風もなくなるため、乾きにくい状態といえます。湿気も多くなり洗濯物が完全に乾くまでに時間がかかるので、生乾きの原因につながります。
夜の洗濯のメリットとデメリットを紹介しました。デメリットを補うためには、「室内干し」することをおすすめします。
室内干しでもカラッと乾かすコツ
室内干しだと外干し以上に生乾きになりやすくなるので、ニオイが気になったり、なかなか乾かないといった問題もあります。
室内干しをする時には、なるべく空気の流れがある場所に干しましょう。例えば、窓を2か所以上開けて風通しをよくしたり、お風呂場に干して換気扇をまわしたり、扇風機やサーキュレーターで風をあてることも効果的です。もちろん、浴室乾燥の機能があればそれを活用するのもいいでしょう。
また、洗濯物同士をなるべく離すのもポイント。ハンガーにかかった洗濯物それぞれの間に空間を作っておくのはもちろんのこと、タオルをかけて干す時はあえて前後に垂れ下がる分量をずらしてかけ、重なる部分を少なくしておきましょう。
干す場所は、「邪魔になるから」と壁際で干してしまいがちですが、壁際は空気が溜まりやすいため、湿度も高く、乾きにくいエリアです。なるべく部屋の真ん中で干すことをおすすめします。除湿機を使うとより効果的ですが、くしゃっとした新聞紙を置いておくだけでも、湿度が上がるのを軽減する効果が期待できます。
メリットもデメリットもある夜の洗濯。ライフスタイルに合わせて、適切なタイミングと方法を選べるといいですね。
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[文・構成/grape編集部]