「大豆だから大丈夫」で救急搬送 沖縄県の注意喚起に「本当に気を付けて!」
公開: 更新:

※写真はイメージ

手作りおでんで食中毒! 医師が教える『要注意な具材』に「こんなにたくさんあるなんて…」寒い時期になると、無性におでんを食べたくなりますよね。 スーパーマーケットやコンビニエンスストアで売られている既製品もいいですが、好きな具材だけを入れられる、手作りおでんも魅力的。 具材を切って煮込むだけなので、冬のお手...

スーパーで買い物後、カゴごと車に運ぶのはあり? 意外と知らない境界線本記事ではスーパーマーケットなどで使う、買い物カゴについて、店の外に持ち出すのは問題ないのかどうかを弁護士に取材して聞きました。
- 出典
- 沖縄県






年間を通して、多くの観光客が訪れる沖縄県。
首里城公園などの観光名所のほか、名産品も多種多様です。
郷土料理も魅力の1つで、グルメ巡りを旅の目的としている人もいるでしょう。
知らずに食べると危ない人も!沖縄県の郷土料理
昨今、食物アレルギーを持つ観光客が、ある物を食べて重症アレルギー反応(アナフィラキシー)を示し、救急搬送される事例が散見されるとして、沖縄県が注意喚起をしています。
要注意とされているのが、沖縄県の郷土料理である『ジーマーミー豆腐』。
『ジー』は『地』、『マーミー』は『豆』で、地面の中に実る落花生(ピーナッツ)のことを指します。
つまり、『ジーマーミー豆腐』とは『ピーナッツ豆腐』ということ!
※写真はイメージ
『ジーマーミー豆腐』は、ピーナッツの絞り汁に、サツマイモのデンプンを乾燥させた『イモクズ』を溶いて火にかけ、練り上げたゴマ豆腐のような料理です。
しかし、品名に『豆腐』が入っていることから、大豆が主原料だと思ってしまう人もいる様子。
『ジーマーミー豆腐』にピーナッツが使われていると知らず、アレルギーの人が食べてしまうケースが多々あることから、沖縄県はウェブサイト上でたびたび注意をうながしてきました。
『ジーマーミー豆腐』の提供側と、観光客側の双方が気を付けたい原材料の確認。
海外からの観光客も気を付けることができるように、店側は原材料について英語でメニュー表に記すなど、対策が必要かもしれません。
沖縄県の注意喚起は反響を呼び、ネット上でこのような声が上がっています。
・我が子は、沖縄県で『ジーマーミー豆腐』を食べて、ピーナッツアレルギーが発覚しました…。本当に気を付けて!
・アレルギーがある人は、初めて食べるものの原材料チェックが欠かせませんね。
・『豆腐』って品名だから、大豆だと思って警戒を解いてしまう気持ちは分かるなぁ。
・定期的に『ジーマーミー』はピーナッツだってことは啓蒙していきたい。
『ジーマーミー豆腐』は沖縄県だけでなく、ほかの地域のスーパーマーケットなどでも販売されています。
自身や家族がピーナッツアレルギーを持っている場合、食べてしまわないよう注意しましょう。
[文・構成/grape編集部]