初めてのスマートウォッチならコレ! 使ってみてわかる『シャオミ』の便利さと残念なポイントとは?
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- 出典
- Amazon
最近筆者の周りでも見かけることが多くなった『スマートウォッチ』。
「便利そうだなぁ」と気になってはいましたが、価格に見合うほど使いこなせる自信がなかったため、手を出せずにいました。
そんな時に見つけたのが、中国発のスマホ・家電ブランド『Xiaomi(シャオミ)』の『Redmi Smart Band 2』です。
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Amazonの『活動量計の売れ筋ランキング』で1位を獲得している人気商品で、2023年12月現在の実勢価格は驚きの税込み2990円です!
「これなら試してみたい」と思える額だったので、早速購入し、使い勝手を確かめてみることにしました。
スマートウォッチ初心者の筆者が実際に使ってみて、よかったところ、残念だったところを正直に紹介するので、ぜひ参考にしてください!
くみこ
『Redmi Smart Band 2』をレビュー
多数のスマートウォッチを展開しているシャオミから、2023年1月に発売された『Redmi Smart Band 2』。
圧倒的な低価格で発売当初から高い注目を集めており、Amazonの『活動量計の売れ筋ランキング』でも1位を獲得しています。
実際に購入した人の口コミはというと、「とても便利」「コストパフォーマンスがいい」と高評価が多く見られる一方で、「機能が少ない」「使いにくい」といった意見もチラホラ。
スマートウォッチに求める機能は人それぞれかと思いますが、この記事では「スマートウォッチとはなんぞや?」というレベルの筆者が、手探りで使ってみた感想を紹介したいと思います!
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実際に1週間使ってみての総合評価は下記の通り。
・便利さ ★★★★☆
・ファッション性 ★★★☆☆
・着け心地 ★★★★★
・コストパフォーマンス ★★★★★
・設定のしやすさ ★★★☆☆
それぞれ詳しく見ていきましょう!
便利な点
まずは1週間『Redmi Smart Band 2』を使ってみて、普通の時計にはない便利さを感じた点はかなりたくさんありました。
・LINEやメールの通知を受け取り、内容を確認できる
・電話の着信を確認できる
・消費カロリーや歩数を把握できる
・ワークアウトの内容を記録できる
・睡眠モニタリングで睡眠スコアが分かる
・座りっぱなしを防げる
・天気予報が見られる
・スマホのカメラのシャッターを押せる
・スマホを鳴らせる
・スマホで再生している音楽の曲送りや音量をコントロールできる
・着けたまま洗い物ができる
一番便利さを感じたのが、LINEやメールの通知を受け取れること。
字が小さく、文字数に制限はあるようですが、130文字程度まで確認することができました。
キッチンに立っている時や、自転車に乗っている時など、いちいちスマホを取り出す必要がなく、すぐに返信が必要な内容かどうかも判断ができるのでとても便利でした。
『Redmi Smart Band 2』からLINEやメールの返信はできませんが、メッセージを読んでもスマホ上は既読がつかないため、返信を急ぐ必要もありません。
また、歩数、消費カロリー、立ち上がり時間、心拍数、睡眠などを自動計測することも可能。
計測データやワークアウトの記録は専用アプリにも蓄積されていくので、継続して身体を動かすモチベーションにつながります。
※専用アプリ『My Fitness』画面
睡眠モニタリングは、心拍や呼吸、浅い眠りと深い眠りの移り変わりまでを分析し、睡眠スコアとして出してくれます。
※専用アプリ『My Fitness』画面
睡眠スコアがいいと、ちょっといい気分で一日をスタートできますよ。
自動計測ではなく手動ですが、血中酸素測定やストレス測定も可能。
立ち上がりを促す通知などもあり、健康管理に一役買ってくれそうですね。
ほかにも、天気予報が見られたり、スマホのカメラのシャッターを押せたり、スマホで再生している音楽をコントロールしたりと、便利な機能がたくさんあります。
「機能が少ない」という口コミも見られるようですが、スマートウォッチ初心者の筆者には十分に思えました。
ファッション性
『Redmi Smart Band 2』の本体は黒1色で、付属のバンドはブラックとアイボリーのどちらかを選ぶことができます。
筆者はブラックを購入しましたが、よくも悪くもとってもシンプル。
どんな装いにも合わせられるので重宝しますが、ファッション性としてはちょっと物足りなさを感じるかもしれません。
そんな人は、別売りのバンドが4色あるので、自分好みのカラーに変身させてみてはいかがでしょうか。
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また、文字盤のデザイン(バンドディスプレイ)は100種類以上あるので、気分によって変えてみるのもいいかもしれません。
※バンドディスプレイの一部
お気に入りの写真を使ったオリジナルデザインも、アプリで簡単に作ることができますよ。
※筆者のオリジナルデザイン
着け心地
1週間、お風呂以外の時間はほぼ着けた状態で過ごしてみましたが、着け心地はかなりいいと思います。
バンドの肌あたりもサラサラしていて、とにかく軽いです。
睡眠モニタリングをするのに、「着けっぱなしで寝られるかな」と思ったのですが、まったく問題なし。
むしろ着けているのを忘れてしまうほどで、うっかりそのまま洗い物をしてしまうのですが、5気圧防水なので大丈夫です!
手洗いや水仕事の時も着けたままでOKなのは嬉しいポイントですよね。
ただし、水蒸気や熱には弱いため、お風呂は避けたほうがよいとのことです。
コストパフォーマンス
『Redmi』は、『Xiaomi(以下、シャオミ)』の廉価版として展開されているシリーズ。
中でも『Redmi Smart Band 2』は、Amazonなどで購入すると、2023年12月現在で税込み3000円を切る破格の値段になっています。
現時点で税込み約5500円する『Xiaomi Smart Band 8』と何が違うのか比較してみましょう。
ご覧の通り、『Redmi Smart Band 2』は、ディスプレイの大きさ、スポーツモードと文字盤の種類、バッテリーの持ちが少し劣ります。
しかしながら、スポーツモードは30種類以上、文字盤種類も100種類以上あれば、十分ではないでしょうか。
ほかの便利機能は同等に搭載されていて、価格は半値近くまで抑えられていることを考えると、コストパフォーマンスはかなり高いといえるでしょう!
設定のしやすさ
筆者はiPhoneユーザーなので、iPhoneを使っての設定方法を簡単に説明します。
Androidは機種により多少の違いがあるかもしれません。
筆者が慣れていないせいもあるかもしれませんが、iPhoneとのペアリングに少し手間取りました。
原因は簡単なことでしたが、知らないと無駄に時間がかかってしまうので、ぜひ参考にしてください。
まずは、本体を専用の充電コードにセット。マグネット式でカチッとくっつきます。
まずは言語選択の画面が表示されるので、『日本語』を選択すると…。
QRコードが表示されます。
このQRコードをiPhoneで読み取り、専用アプリ『My Fitness』をインストールして初期設定するまでは、簡単にできると思います。
※専用アプリ『My Fitness』画面
その後、『Redmi Smart Band 2』とiPhoneをペアリングするため、『My Fitness』にデバイスを追加する必要があります。
画面右上にある+ボタンを押すと、『デバイスを追加』という文字が出てくるのでそこをクリック。
※専用アプリ『My Fitness』画面
しかし、筆者の場合、Bluetoothはオンになっているにも関わらず、何度やっても「まず、Bluetoothをオンにしてください」というメッセージが表示され、その先に進むことができませんでした。
※専用アプリ『My Fitness』画面
いろいろと原因を探ってみた結果、まずはiPhone側の設定が必要だったことが判明!
iPhoneの設定画面の『プライバシーとセキュリティ』から『Bluetooth』を選ぶと、『Bluetooth』を使用するアプリを選択することができます。
※iPhoneの設定画面
ここで『My Fitness』をオンにすればOK。
再度、『My Fitness』からデバイスの追加を試みると、今度は『Redmi Smart Band 2』が表示され、無事にペアリングが完了しました。
専用アプリ『My Fitness』画面
あとはデバイスの『アプリ通知』をオンにし、『Redmi Smart Band 2』で通知を受け取りたいアプリをオンにします。
※筆者はLINE・Gmail・電話をオン
これにより、Bluetooth接続の範囲内であれば、LINEやメールの通知も『Redmi Smart Band 2』で受け取ることができます。
『Redmi Smart Band 2』の残念だった点
1週間『Redmi Smart Band 2』を使ってみて、いくつか残念だった点もありました。
【残念な点】
・LINEやメールに返信ができない
・音声通話ができない
・屋外での視認性が悪い
・文字の大きさを変えられない
・思ったよりバッテリーが持たない
『Redmi Smart Band 2』にはスピーカーとマイクが搭載されていないため、音声通話の着信があっても応答することができません。
※音声通話着信中の画面
LINEやメールに返信ができるスマートウォッチは現時点でかなり限られているので仕方ないですが、音声通話だけでもできたらもっと便利だなと思いました。
あと、画面の明るさは手動での切り替えのみになるため、室内でちょうどいい明るさのままだと屋外での視認性が悪いです。
明るさの自動調整機能があると、より使い勝手がよくなりそうです。
人によっては、文字の大きさを調節できないのも残念なポイントといえるかもしれません。
筆者はまだ大丈夫でしたが、老眼が進んでくるとこの文字の大きさではキツイかもしれません…。
また、公式サイトによると「約14日持つ」というバッテリーですが、心拍数モニタリングや高精度睡眠モニタリングをオンにしていると、それよりも短くなってしまいます。
筆者の場合は、8日目でバッテリーが5%以下になってしまいました。
2週目は運動する機会が多かったせいか、6日間しか持ちませんでした。
しかし、14日間を期待していたからこそ少しガッカリはしたものの、これだけ使えれば十分許せる範囲だと思います。
『Redmi Smart Band 2』は初めてのスマートウォッチにおすすめ!
人気のスマートウォッチ『Redmi Smart Band 2』を実際に使ってみた結果、もう手放せないくらいの便利さを感じました。
残念だった点もいくつか紹介しましたが、この値段でこれだけの機能が付いていれば、初めてのスマートウォッチとしては十分満足できると思います!
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筆者のように「スマートウォッチで音声通話もしたい」という人は、税込み約5000円という低価格でありながら音声通話も可能にした『Redmi Watch 3 Active』もおすすめですよ。
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[文・構成/grape編集部]