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タッチペンの代用アイデア3選! 自作ペンの作り方や注意点も解説

By - grape編集部  公開:  更新:

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タッチペンでタブレットを操作している写真

※写真はイメージ

「タッチペンが見つからなくて画面が操作できない」「代用品として使えるペンはあるかな」「何がタッチペンの代わりになるのか知りたい」と、お悩みの人もいるのではないでしょうか。

タッチペンは小さいので、外出先で失くしたり家の中で見つからなくなったりすることも多いでしょう。タッチペンをなくしてしまった場合でも、工夫次第ではボールペンや綿棒などで代用できます。

本記事では、タッチペンの代用として使えるアイテムや代用品を自作する方法について解説します。自宅にあるものでタッチペンを作れれば、大変便利です。紛失した時も焦らずに済みますので、ぜひ作ってみてください。

タッチペンがない時の代用アイディア3選

タッチペンを握っている写真

タッチペンがなくて困った時は、代用品を使ってみましょう。代用する方法は大きく3つに分けられます。

代用品となるタッチペンを自作する

タッチペンは、ペン軸になる筒の部分と、ペン先になる柔らかいものを用意するだけで簡単に作れます。今すぐ買いに行くのが面倒な場合でも、家から出ずにタッチペンを調達できます。

また、比較的安価なもので代用できるため、紛失した時などにも便利です。タッチペンの買い替え頻度が高い人でも、自作ペンなら費用を抑えられるでしょう。

身近にあるものを使って代用する

タッチペンは、ペンという形にこだわらなくても身近にあるもので代用できます。例えば、自分の指で代用する場合は指サックをつけると滑りがよくなり、操作しやすくなるでしょう。

また感圧式の画面なら、シャープペンシルの後ろに付いている消しゴムを利用する方法もあります。ほかの端末のタッチペンを使うなど、身近にあるものを代用品として使うことも可能です。

端末の種類によってタッチ操作の仕様が異なるため、どのタイプにどの代用品が使えるのか知っておくと便利です。

市販のタッチペンを買う

iPadなどのタブレットやニンテンドー3DSなどのゲーム用のタッチペンをなくしてしまった場合は、市販のタッチペンを買えば問題なく使えます。

タッチペンは家電量販店やゲームショップなどで販売しており、代替品なら比較的安価な値段で手に入れられるため、費用もそこまでかかりません。また、スマホなどのタッチペンなら、100円ショップでも購入できます。

外出先でタッチペンが必要な時や、予備として持っておきたい時は、市販のタッチペンを購入するとよいでしょう。

タッチペンの代用品を自作する方法5選

タッチペンの写真

タッチペンの代用品は、身近な材料を使って自分で作れます。今すぐ作れるものも多いので、ぜひ試してみてください。

ボールペン+アルミホイル

タッチペンは、好きなボールペンや持ちやすいペン軸にアルミホイルを組み合わせて自作できます。先が出ているものは画面を傷つけてしまうおそれがあるため、できる限り先が引っ込められるボールペンを使いましょう。

作り方は、ペン先が出ていない状態でボールペンの半分から先をアルミホイルでふわりと包み、テープで止めます。先はできるだけ平角にしておくと、電気が通りやすくなって反応がよくなります。

好みのボールペンが使えるので、持ちやすさや書きやすさを重視したい時や、すぐにタッチペンが使いたい時におすすめの方法です。

綿棒+アルミホイル

軸が硬めの綿棒にアルミホイルを巻くと、タッチペンの代用品として使えます。軸が柔らかめの綿棒は、使っているとへたってくるので、硬いものを使うのがポイントです。

作り方は、綿棒の先を少し湿らせ、軸の真ん中あたりまでをアルミホイルでふんわり包んでテープで止めます。持ちにくい場合は、2〜3本まとめて包んでもよいでしょう。

綿棒なら使い捨てもできるので、手が汚れている時でも気軽に使えます。タッチペンの代用品をたくさん作り、ストックしておきたい時にも便利です。

編み棒+アルミホイル

ボールペンや綿棒のかわりに、編み棒を使って代用品を作ることもできます。基本的な作り方は同じで、編み棒にアルミホイルを巻き、テープで止めるだけです。

編み棒を使えば、長くて先の細いタッチペンが作れます。もっと先の細いタッチペンを作りたい場合は、持ち手になる棒の部分のみをアルミホイルで巻き、先は巻かずにペン先に沿って切ってもよいでしょう。

編み棒なら長さや太さなど種類が豊富にあるので、自分にあった大きさのものが見つかりやすいです。100円ショップなどでも購入できるので、ぜひ試してみてください。

ボールペン+導電性スポンジ

導電性スポンジがあれば、画面を傷つける心配のないタッチペンを自作できます。導電性スポンジとは電気を通すスポンジのことで、ネットショップやパソコンショップなどで購入できます。

導電性スポンジがない場合は、セルロース製のスポンジを使ってもかまいません。セルロース製のスポンジなら、100円ショップでも購入できます。

作り方は、小さく切った導電性スポンジを先から入れる、もしくはやや大きめに切ったものをペン先に輪ゴムで固定するだけです。アルミホイルを巻く方法と比べると、持ち手がゴワゴワしないためより快適に使えます。

鉛筆ホルダー+導電性スポンジ

鉛筆ホルダーと導電性スポンジがあれば、タッチペンを作成できます。鉛筆ホルダーの先に導電性スポンジを小さく切って詰めるだけでいいので、とても簡単です。スポンジを輪ゴムなどで固定しても問題ありません。

軸が鉛筆ホルダーになるため、持ちやすいうえに文字を書きやすいのがメリットです。見栄えも決して悪くはありません。

導電性スポンジを購入しなければなりませんが、安価で代替品を購入でき、スポンジがへたってきたらすぐに交換できます。スポンジ1つでかなりの数のタッチペンを作れるため、コスパを重視する人にもおすすめです。

タッチペンの代用品を自作する3つのメリット

タッチペンで画面を操作する写真

市販のタッチペンは見栄えがよく、機能的にも優れていることが多いですが、代用ペンを自作するメリットも見逃せません。順に見ていきましょう。

必要な時にすぐ作れる

タッチペンの代用品を自作する一番のメリットは、家にある材料でいつでも簡単に作れることです。市販されているタッチペンなら見栄えがよいうえに、安価で購入できますが、夜間などでお店が開いていない場面もあるでしょう。

一方、自作する場合はボールペンや綿棒、アルミホイルなど家にある材料で簡単に作れるので、いつでもすぐに用意できます。わざわざ外出しなくてよい点もメリットだといえるでしょう。

自分好みのものを作れる

タッチペンの使用方法は人それぞれです。自作なら、自分好みの長さや太さのものを作れるのがメリットだといえます。

市販のタッチペンはどうしても柄や持ち手が限られるため、用途によっては使いづらいと感じることがあるかもしれません。こだわりの太さや色、柄のタッチペンを作れるのは、自作品ならではです。

費用を抑えられる

自分好みのタッチペンを買おうとすると、費用がかさんでしまうことがあります。また、使用頻度が高い場合はすぐに先がへたってしまい、頻繁に買い替えなければならないこともあるでしょう。

自作のタッチペンなら、アルミホイルや伝導性スポンジがあれば作れるので、費用を抑えられます。すぐに新しいものを作れたり、気分によって使うタッチペンを変えられたりするので、ヘビーユーザーにもおすすめです。

タッチペンの代用品を使う時の2つの注意点

タッチペンで画面を操作する写真

市販のタッチペンなら安心して使えますが、自作する場合は画面の傷付きなどに注意しなければいけません。タッチペンを自作する前に、必ずチェックしておきましょう。

画面に傷が付かないようにする

自作のタッチペンを代用品として使う場合、使用時に画面を傷つけないよう注意しなければなりません。保護フィルムなどを使うと、画面に傷が付くのを簡単に防げます。

保護フィルムは100円ショップなどでも安価で購入できるので、代用品を使うなら購入しておきましょう。絶対に画面を傷つけたくない人は、はじめから市販のタッチペンを使うのがおすすめです。

代用できるのは感圧式のタッチペンのみ

タッチパネルには、大きく分けて『感圧式』『静電容量式』の2種類があります。自作の代用ペンが使えるのは感圧式のみで、静電容量式の場合は使えません。

感圧式は、指などの圧力でタッチした位置を検知する方式です。感圧式なら、どのタッチペンでも問題なく使えます。

一方で静電容量式とは、タッチパネルと指との間に発生する微弱な電流により、タッチした位置を検出する方式です。静電容量式の場合、専用のタッチペンでないとうまく反応しません。

自作のタッチペンが使えない機種もあるので、代用品を作る時はタッチパネルがどちらの方式なのか確認しておきましょう。

おすすめの市販タッチペンの特徴2選

市販のタッチペンは費用がかかりますが、機能性が優れているのがメリットです。ここでは、おすすめのタッチペンのタイプを2つ紹介します。

機能性の高いタッチペン

市販のタッチペンの中には、機能性の高い商品もたくさんあります。同じ価格帯の商品でも、機能の差をよくチェックしたうえで選ぶとよいでしょう。

例えば『パームリジェクション機能』があれば誤作動が起こりにくく、文字などをスムースに書けます。また『磁気吸着機能』が付いたタッチペンなら、タブレットなどにくっつけて保管できるため、紛失する心配がありません。

ほかにも、書き心地や持ちやすさにこだわった商品がたくさん販売されています。機能性を重視するなら、市販のタッチペンを購入するのがおすすめです。

文具としても使えるタッチペン

タッチペンをすぐになくしてしまう人は、ボールペンとタッチペンが一緒になった商品を購入するのがおすすめです。普段は文具として使用し、必要な時だけタッチペンとして使えます。

よくタッチペンをなくしてしまう人や、筆記用具と一緒に持ち歩きたい人におすすめです。各社からさまざまな商品が出ているので、自分の用途にあったものを選べるのもメリットです。

タッチペンの代用品まとめ

タブレットで写真を編集する写真

タッチペンをなくしてしまった時は、自作したり汎用品を購入したりするのがおすすめです。特に機能性を重視しないのであれば、自作したタッチペンでも十分です。また、100円ショップなどで売っている安価な商品でも十分でしょう。

自作のタッチペンなら、費用もかからず家にあるもので作れるので便利です。ただし、ディスプレイの種類によっては使えないこともあるので注意してください。また、画面に傷が付く可能性があるので、画面に保護フィルムを貼ったり先の出ないボールペンを使ったりして対策しておきましょう。

機能性を重視するなら、市販されているタッチペンもおすすめです。誤作動しにくい、吸着できるなどさまざまな機能性を持った商品が販売されており、自分に合ったものを選べます。費用を抑えられるうえに、もともと持っていたタッチペンより便利に使えるかもしれません。

目的に合わせて、自分に合ったタッチペンの代用品を探してみてください。


[文・構成/grape編集部]

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