抱っこ癖がついた甘えん坊の猫 そうなったきっかけとは…?
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誰かに抱きしめられると、その人の温もりを通じて愛情が直に伝わってきます。そして、不思議と不安や悲しみが和らぐような気持ちになりませんか?
それは、猫も同じだったみたいです。
不安を和らげたのは、温もり
生後2週間半という幼さにもかかわらず、暗い夜道に捨てられていた子猫。側に親猫もいない状態で、一匹で取り残された子猫は不安だったに違いありません。
保護された後も、不安で鳴くのをやめなかったそうです。そんな子猫のため、飼い主さんがしてあげたこと、それは抱きしめてあげることでした。
するとどうでしょう、子猫は不思議と鳴くのをやめたのです。不安が和らいだだけでなく、飼い主さんの愛情を子猫自身も感じることができたのでしょう。
腕の中で子猫はぐっすり眠りにつき、最終的に、飼い主さんは一晩中子猫を抱き続けてあげたそうです。
そして今では…
子猫はその後、カシューと名付けられ、飼い主さんの愛情をたっぷり受けて元気に育っていきました。そして、今では子猫の時に抱きしめられたのが癖になっているそうです。
さすがに子猫の時よりも体重も増えたため、飼い主さんが膝の上に座らせようとしても、すぐに腕の中に戻ってきては、抱っこをせがんでくる甘えんぼうに成長しました(笑)
「重い…」「働けない…」と言いつつも、なんだかんだ抱きしめてあげるところに、飼い主さんの愛情の深さを感じます。
猫も人も、温もりで不安が和らいだり、安心するところは同じなのですね。