地面にあふれるゴミの山 よく見ると…「かわいそうに」「悲しい現実だ」
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出典:isla.animal

『犬の幼稚園』に愛犬を預けたら… 送られてきた写真に「笑っちゃった」「なんでこんな自然なの」ポメラニアンのピカルディくんと暮らす、飼い主(@pomepomePicardy)さん。 ある日、施設にピカルディくんを一時的に預けたといいます。その後、施設からピカルディくんの『お預かり中の様子』の写真が送られてきたそうですが…。

「職場で出た弁当が…」 まさかのビジュアルに「声出して笑った」「午後仕事できなくなりそう」「今日、職場で出た弁当が…」といったコメントとともに、昼ごはんの写真をXに投稿した、シバサン(@shi_GR86_ba)さん。 投稿はたちまち拡散され、なんと12万件以上の『いいね』が付き、ネット上で話題となりました。
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南米のコロンビアで、バス停のそばを通りかかった人が、地面にあふれたゴミ山の上に何かがあるのに気が付きました。
大きなゴミ箱のそばに紙やプラスチックなどのゴミが散乱していて、そこに明らかにゴミではないものがあったのです。
それは…2匹の子犬。ガリガリに痩せた子犬たちが力尽きたように横たわっていたのでした。
親切なその人はすぐに動物保護団体『イスラ・アニマル』に連絡し、スタッフの女性たちが現場に駆けつけたそう。
子犬たちは生きていましたが、見るからに健康状態が悪かったといいます。
※画像は複数あります。左右にスライドしてご確認ください。
子犬は2匹ともオスで、ベトくんとエンリケくんと名付けられました。
2匹は栄養失調であるだけでなく、お腹に寄生虫がいて、皮膚病にもかかっていたのだとか。
そのまま放っておいたら、幼い2匹の命の火が消えてしまうのは時間の問題だったかもしれません。
周りには母犬も、ほかの子犬たちもいなかったことから、2匹はこの場所に捨てられたと思われるそうです。
『イスラ・アニマル』はInstagramで「ベトとエンリケは、この国で亡くなっていく何百万匹もの動物たちと同じ運命にありました。彼らは幸運にも天使に出会い、救われたのです」と2匹のことを紹介。
すると、コロンビアの動物たちの過酷な現状に、悲しみの声が上がりました。
・まだこんなに小さいのに…。かわいそうに。
・ひどい人間のせいで、こんな世界で生きなくてはならない動物たちを思うと、心が痛む。
・コロンビアの悲しい現実だ。この子犬たちを助けてくれてありがとう。
投稿によると、2匹が見つかったコロンビアのカルタヘナという都市では、このようなことが毎日のように起きているとのこと。
野犬が多すぎてすべてを保護することは難しいため、ベトくんとエンリケくんは幸運だったといいます。
また、保護されてもコロンビアではいい里親を見つけるのも非常に困難なのだとか。
それでも『イスラ・アニマル』のスタッフたちは1匹でも多くの犬を救うために活動し続けています。
ゴミのように捨てられたベトくんとエンリケくんが元気になって、愛情深い家族が見つかるといいですね。
[文・構成/grape編集部]