開封前は冷蔵庫、では開封後は? 「緑茶」のおいしさを長持ちさせる正しい保管方法
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※写真はイメージ
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- 出典
- 大井川茶園
さわやかな茶葉の風味で気持ちをリラックスさせてくれる緑茶。長くおいしさを保つためには、茶葉を正しく保管することが大切です。静岡茶通販でおなじみの大井川茶園公式ブログより、緑茶が変質してしまう理由と正しい保管方法を紹介します。
緑茶が劣化する理由
開封直後は驚くほどおいしかったお茶も、時間が経つにつれて風味が落ちてしまうと感じたことはありませんか。もしかしたらそれ、保管方法が間違っていて劣化しているからなのかもしれません。
乾物のように扱われる緑茶ですが、実は非常に繊細な食品です。大井川茶園公式ブログでは、緑茶を変質させてしまう要因として以下の5つを挙げています。
・光
・空気(湿気)
・酸素
・温度
・におい
鮮度を保った状態でお茶を保管するためには、これら5つの要因を取り除くことが必須です。どれも身近な要素だからこそ、お茶の取り扱いには細心の注意を払う必要があります。
開封前・開封後で保管方法を変えて
大井川茶園公式ブログでは、お茶のパッケージを開封する前と後で、保管方法を変えることをおすすめしています。それぞれの具体的な保管方法は、以下を参考にしてみてください。
未開封のお茶は、販売店側で品質を守るための工夫がしっかりと施されています。温度変化だけは避けようがないため、冷蔵庫や冷凍庫内で保管するのがベストです。
ただし開封時には、常温に戻してから作業してください。冷蔵庫から出してすぐに開封すると、結露が生じ、劣化の原因になってしまいます。
一方、開封後の保管方法は以下のとおりです。
開封後の保管のポイントは『常温』というところです。
「開封前と同じように冷蔵庫に入れておいてはいけないのか」と疑問を抱きがちですが、実は冷蔵庫で保管すると、茶葉が冷蔵庫内のにおいを吸収してしまうのだとか。また、出し入れによる温度変化で結露するなど、湿気を帯びる原因となるのだそう。
常温でもできるだけ温度が低く、安定した場所を選ぶことがコツです。
お茶の鮮度を保ちつつ、長期保存するのは決して簡単ではありません。劣化させる要素をできる限り取り除いたうえで、早い段階で飲み切るのがベストです。
大井川茶園公式ブログで紹介されている保管方法を実践した場合でも、おいしく飲める期間は2週間~1か月ほどです。正しい保管方法とともに、ぜひ意識してみてくださいね。
[文・構成/grape編集部]