冷蔵庫に入れた食材が凍ってる! 意外な原因は… 企業の解説に「故障じゃないのか」
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- 出典
- HITACHI
冷凍庫ではなく、冷蔵室に入れていた食品が凍っていたことはありませんか。
「まさか冷蔵庫が壊れたのでは?」と不安になるかもしれませんが、メーカーに修理依頼をする前に、まずは5つの点を確認してみてください。
冷蔵庫の食品が凍った時の対処法
冷蔵庫に入れた食品は通常なら凍らないはずですが、なぜか凍っている時があります。
中には凍ると品質が変わってしまう食品もあるため、「冷蔵庫なら冷やしてくれるだけでいいから!」と思うのではないでしょうか。また、故障かどうかも気になります。
そんな時には家電メーカーの日立が公式サイトで発信している注意点を確認してみましょう。冷蔵庫で凍るものが出てきた場合、まずは5つの部分を確認します。
1.収納していた場所
凍った食品はどこに置いていたのでしょうか。冷蔵庫の吹出口近くに収納していたのなら、それが原因かもしれません。缶飲料や水分の多い食品などは、吹出口から出る冷気で凍ってしまうことがあります。
このような食品が凍っていたのなら、吹出口からできるだけ遠い場所で保存するとよいでしょう。
2.温度設定が『強』になっていないか
冷蔵室の温度は任意で調節できることがほとんどです。今の設定が『強』になっているのなら、『中』や『弱』にしてみましょう。
『強』の場合はよく冷えるのですが、食品や給水タンクの水が凍ってしまうことがあるためです。なお、一般的には『中』が約1~6℃で、『強』はそれより約2℃低くなり、『弱』は約2℃ほど高くなるそうです。
3.チルド機能の設定
メーカーや機種によりますが、冷蔵室全体をチルド温度に設定する機能が付いています。この機能をオンにしていると冷蔵室の温度が約0~3℃になるため、食品が凍ってしまうことがあります。
このような場合は冷蔵室の設定を『標準』『弱め』などに変更し、温度をコントロールしましょう。
4.冷却を強めていないか
冷却を強める設定は食品を凍らせることがあります。機能や名称などは機種によって異なるため、取扱説明書で確認してみてください。日立では以下のように紹介しています。
5.周囲の温度が低くないか
冬場のように冷え込む季節は、冷蔵庫の周囲も冷え込みます。周囲の温度が下がると温度設定が適切でも凍ってしまうことがあるため、冷蔵室の温度調節を『弱』『弱め』などにしてみましょう。
毎日の食生活を支えてくれる冷蔵庫の異状は、気付くと思った以上にドキッとするものです。メーカーに急いで連絡したくなる気持ちを少しこらえて、まずは何が原因かを突き止めてみましょう。
[文・構成/grape編集部]