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家電の消費電力1位は『アレ』! 知っておきたい節電方法に「なるほど!」

By - grape編集部  公開:  更新:

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※写真はイメージ

電気代の値上がりが続き、全国の家庭に打撃を与え続けています。

値上げは、電力不足や液化天然ガスの輸入価格の高騰によるもの。致し方ない事情があれど、多くの家庭が金銭的にひっ迫している現状です。

製造・販売コストが上昇するため、電気代の高騰は、飲食品を中心とした物品の値上げにもつながっています。

身近な家電の『消費電力ランキング』は?

かつては『ぜいたく品』とされていた家電ですが、現代日本では生活をする上で必要不可欠な存在といえるでしょう。

飲食品を保存する冷蔵庫や、衣類を清潔に洗ってくれる洗濯機、室内の気温を調整するエアコンなど、私たちの生活はさまざまな家電によって成り立っているのです。

必要不可欠な家電が多い以上、電気代の高騰はなかなかの痛手。では、どのようにして節電の工夫を行えばいいのでしょうか。

経済産業省資源エネルギー庁によると、1日の『電気使用量ランキング』は、上位からエアコン、冷蔵庫、照明器具の順。

これらは消費電力の5割を占めているため、節電をする際は、3つの効率いい使い方を知るのがポイントといえます。

※写真はイメージ

気候が穏やかな日は必要のないエアコンや、外出する際は使わない照明器具と比べると、冷蔵庫は年中稼働する家電です。

2位とはいえ、どの家電よりも使用時間が長いからこそ、工夫が必要といといえるでしょう。

『ノジマ』が推奨する冷蔵庫の節電方法

家電量販店である『ノジマ』は、ウェブサイトで冷蔵庫の節電方法を紹介。

常に稼働させているからこそ、こういった小さな工夫が効果的だといいます。

ドアを開けっぱなしにしたり、熱い状態で冷蔵庫に入れると庫内の温度が上がって再び冷却するために電力が必要になります。

ですので冷蔵庫のドアの開け閉めは手早く行い、回数も減らすことがまず必要です。そのためには

・冷蔵庫内が整理されどこに何があるのか分かりやすい

・目的のものをすぐに取り出せるように整頓されている

・熱いものは冷ましてから入れる

など庫内の温度変化が少なくなるよう工夫する必要があります。

ノジマオンライン ーより引用

冷蔵庫内で一定の温度を保つために、電力は使われています。

そのため、一番重要なのは冷蔵庫内の冷気を逃さないこと。中に入れておく物の配置も大切なのだとか。

同社は、冷凍庫の節電方法についても、このように説明をしています。

また、冷凍庫は整理されていることに加えて、なるべく隙間なく収納すると、保冷効果が高まります。

ファミリー層では、二人暮らしであっても300〜400L以上のものを使うことが多いかと思います。料理好きだったり、新鮮な野菜をいつでも食べたいという人は野菜室が真ん中のタイプが使いやすいですし、仕事や育児で忙しい家族には、冷凍室が真ん中にあるタイプが便利です。

作り置きのおかずや買ってきたお惣菜をメインの冷蔵庫に入れ、使用頻度の多い冷凍庫から冷凍食品などを取り出して活用するなどの際に、ドアの開け閉めが容易です。

メインのエリアには、積み重ね棚やタッパーウェアのような積み重ねできる容器などで視認性や取り出しやすさの工夫をすると開け閉めの時間を減らせます。棚の段や右手側に飲料、左手側に調味料系などルールを決めて収納することで探しやすさアップです。

ノジマオンライン ーより引用

多くの人が子供の頃に一度はいわれたことがある、「冷蔵庫のドアは早く閉めなさい」という言葉。あれは、節電方法として間違っていなかったようです。

2023年6月には、大手電力7社で再度値上げが行われることが明かされています。少しでも生活に余裕をもつため、細かな工夫を心掛けたいですね。


[文・構成/grape編集部]

出典
ノジマオンライン経済産業省資源エネルギー庁

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