ダスキンが伝授! 『冷蔵庫掃除の基本』が知らないことだらけだった
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みなさんは、冷蔵庫の中をきれいに掃除できているでしょうか。庫内は食材や食品の臭いが付きやすく、こぼれた液体で汚れることもありますよね。
汚れをそのまま放置しておくと衛生的にもよくありませんが、どのようにすれば効果的に冷蔵庫内の掃除ができるのでしょうか。
『冷蔵庫内の掃除』について、株式会社ダスキン(以下、ダスキン)にコツやポイントを聞いてみました。
『ついでおそうじ』でこまめに掃除をしよう
冷蔵庫内の掃除を怠るとどうなるのでしょうか。ダスキンによると「庫内に汚れがたまると悪臭の原因になります。そのため、冷蔵を開けたついでなど、こまめに掃除しましょう」とのこと。
例えば、以下のようなことをその都度行うと、冷蔵庫内をきれいに保つことができます。
・冷蔵庫を開けた時に、野菜クズなどのゴミを見つけたらすぐに拾って捨てる。
・液だれなどの汚れがあれば、水に浸し固く絞ったふきんで、その部分を拭く。アルコール除菌剤をスプレーして拭くと除菌も可能。
※写真はイメージ
ダスキンでは、こうした冷蔵庫を使用した際のこまめな掃除を『ついでおそうじ』と呼んでいます。
冷蔵庫内の『ついでおそうじ』をする際は、ふきんかマイクロファイバーのクロス、 アルコール除菌剤があると便利です。本格的な掃除でも役立つため、用意しておくといいでしょう。
また、アルコール除菌剤を使う場合は、冷蔵庫内で使用できるかどうかを必ず取扱説明書で確認してください。
※『ついでおそうじ』は、株式会社ダスキンの登録商標です。(登録第5744384号)
定期的な『念入りおそうじ』も重要
ダスキンでは、『ついでおそうじ』に加え、数か月に一度は、衛生のために中の食品を取り出して、しっかりと掃除する『念入りおそうじ』も推奨しています。
冷蔵庫内の『念入りおそうじ』の流れやポイントは以下のとおりです。
『念入りおそうじ』の準備
『念入りおそうじ』は、以下の手順で行うと効果的だといいます。
【『念入りおそうじ』の手順】
1.スポンジ、ふきん、洗いおけ、掃除機、ゴム手袋、酸素系漂白剤、台所用洗剤を用意する。
2.冷蔵庫の中に入っているものを取り出す。
3.安全のために、電源を切る。
4.窓を開け、換気扇を回す。
5.取り外せる部品を外す。
外せる部品のお手入れ
掃除の手順を把握したら、次は外せる部品の掃除方法を確認しましょう。
1.洗いおけに40~50℃のお湯をため、酸素系漂白剤を規定の表示どおりに溶かす。酸素系漂白剤を使う際は安全のため、ゴム手袋を着用する。
2.外した部品を漂白剤溶液に浸け、スポンジで汚れを落とす。
3.水で漂白剤溶液をよく洗い落とす。
4.乾いたふきんなどで水分を取る。
冷蔵庫内の掃除
最後は冷蔵庫内の掃除です。ふきんを漂白剤溶液を浸し、軽く絞ったら庫内を拭きます。台所用洗剤とアルコール除菌剤を使う際は、使用可能か取扱説明書を確認してください。
次に水拭きをして、漂白剤溶液や洗剤などを拭き取りましょう。
冷蔵庫内の掃除が終わったら、外した部品を元の位置に戻し、取り出していた食材も庫内に戻して掃除は終了です。
※写真はイメージ
冷蔵庫内の嫌な臭いや汚れを取り除くためにも、普段からこまめにお手入れを心掛けてください。
また、時間のある時には、今回紹介した『念入りおそうじ』をして冷蔵庫内を清潔に保ちましょう。
[文/デジタル・コンテンツ・パブリッシング・構成/grape編集部]