その組み合わせはNG! 防虫剤の併用について、工業会が注意喚起
公開: 更新:

※写真はイメージ

【プロ監修】黄ばみを防ぐ! 夏服の『しまい洗い』で来年も気持ちよく着よう洗濯研究家の平島利恵です。 衣替えの季節、タンスから夏服を出した時に「去年はなかったはずの黄ばみやシミが浮き出て、着られなくなっていた…」という経験はありませんか。 お気に入りの服を泣く泣く処分するのは、とても残念なこと...

「ステンレスはサビないと思ってた…」 変色の理由に「知らなかった」「気を付ける」【キッチン掃除術4選】ステンレスに発生するもらいサビの原因や落とし方、さらにキッチン掃除で避けたいNG行動をまとめています。換気扇やシンク、漂白剤の意外な落とし穴を知ることで、大切なキッチンを清潔に美しく保てるでしょう。
- 出典
- 日本繊維製品防虫剤工業会
衣類を守るために活用したい、防虫剤。
タンスやクローゼットなどに入れると、たまに余ることがあるでしょう。
次回、全部入れ替えるには個数が足りない場合、「新たに購入した防虫剤と一緒に使おう」と思うかもしれません。
実は、防虫剤の併用は、種類によってNGなため、注意が必要です。
どれなら併用OK?防虫剤の成分が鍵
防虫剤の適正使用の推進などを行っている、日本繊維製品防虫剤工業会は、ウェブサイト上で『衣類用防虫剤の豆知識』を紹介しています。
同じ工業会によると、防虫剤の薬剤には数種類あるとのこと。
それぞれ効果が異なるほか、併用でも気を付ける点があるとして、説明しています。
防虫剤の併用は、薬剤の種類によって要注意。
無臭性のピレスロイド系(エンペントリン・フェノトリン・プロフルトリン)は、有臭性のパラジクロルベンゼン、ナフタリン、樟脳(しょうのう)と併用してもよいそうです。しかし、有臭性同士はNGとのこと。
薬剤の成分を意識していなかった人が、大半なのではないでしょうか。
防虫できても、違う種類の防虫剤の併用で、衣類を痛めては元も子もありません。
併用する際は薬剤をチェックして、問題のない組み合わせで使うようにしましょう。
[文・構成/grape編集部]