道で小鳥が倒れていても触らないで! 鳥インフルエンザに注意
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行政が『ヒモ付きの水筒』に注意喚起 内容に「ゾクっとした」「考えもしなかった」ストラップ付きの水筒は、重たい水筒でも肩に掛けることで負担が少なくなる優れもの。遠足や長時間の外出にも適しているでしょう。 しかし、ストラップ付きの水筒が原因の事故が起きていることから、行政が注意をうながしています。

行政「絶対に食べないで」 5月から増える注意喚起に「知らなかった」「家族に伝える!」毎年5月頃から被害が増加。行政や自治体が注意を呼び掛けています。
農林水産省の発表によると、2016年11月28日に今年度においては初めて、青森県で高病原性鳥インフルエンザにり患した家禽(きん)が確認されました。
その後も国内の各地で、家禽での高病原性鳥インフルエンザの発生が報告されています。
通常、鳥インフルエンザのウイルスは感染した鳥を触ったりしない限りは人には感染しないと考えられています。これまでに野鳥などから人に感染した事例はありません。
ですが、鳥類との接触には十分な注意が必要です。
高病原性鳥インフルエンザとは
鳥インフルエンザのうち、感染した鳥の死亡率が高いウイルスのものが『高病原性鳥インフルエンザ』とされています。鳥同士、または水や排泄物などを介して感染します。
上述したように、感染した鳥に直接触れるなどしなければ、人へは感染しないと言われています。ですが、排泄物が粉末化したものを吸い込んだり、何かしらの形で接触したことで人に感染した事例もあります。
人が高病原性鳥インフルエンザに感染した場合、インフルエンザのような症状や下痢などが報告されています。
衰弱した鳥、死亡した鳥には近づかないで
日常生活で、過度に鳥インフルエンザに対し警戒する必要はありません。ですが、道端で衰弱したり、死亡したりしている野鳥を見かけた際には、直接触れないでください。
また、触れてしまった場合には速やかに手洗い・うがいを行ってください。
特に子どもには注意が必要で、道端で小鳥を見つけて「鳥さんが寝ている」と近づいてしまう可能性があります。お子さんのいるご家庭では、外出の際に十分な注意を払ってください。
横浜市では、死亡している野鳥を発見した場合は素手で触らずに、各区の生活衛生課に連絡するよう呼びかけています。お住まいの市区町村の連絡先を確認しておくのも、一つの対策方法です。
[文/grape編集部]