使ってみたい『ガラスペン』の使い方や手入れの仕方などについて紹介
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ガラスペンは文字通りガラスで作られたペンで、字を書いたり、イラストを描いたりするのに使われます。ガラスのきれいな見た目にひかれて、使ってみたいと考える人もいるでしょう。
使い方や手入れの仕方がよく分からず、初心者でも使えるガラスペンがあるのかと購入を迷う場合もありますよね。本記事ではガラスペンの発祥から、使い方、手入れの方法まで紹介していきます。
ガラスペンとは?
※写真はイメージ
そもそもガラスペンはどのような筆記用具なのでしょうか。発祥や仕組み、使う時に必要なものについて紹介していきます。
発祥
ガラスペンは液体のインクにペン先を浸して書く、付けペンの一種。海外の筆記用具の印象を持つ人も少なくないですが、実は日本生まれの筆記用具なのです。
作られたのは1902年で、風鈴職人の佐々木定次郎さんによって考案されたといわれています。
仕組み
ガラスペンは、筆の格好をした穂先の横の面に溝を作ってインクを吸い上げる仕組みで、毛細血管現象を利用して筆記できるように工夫されています。
インクに一度浸すと、はがき約1枚ぶんが筆記できますよ。日本のガラスペンには溝が8本、海外のガラスペンには浅めの溝が10本前後彫られているようです。
日本のガラスペンは美しい形、書き味のよさ、インクの持ちがよい点で高い人気を誇っています。作成された当時はペン先のみガラス製でしたが、2024年現在はペン軸まですべてガラスのタイプが主流です。
必要なもの
ガラスペンを使う時に必要なものは、以下の通り。ガラスペンはもちろん、インクやお手入れ用品なども用意しましょう。
使い方と手入れの仕方
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ガラスペンの使い方と手入れの仕方について説明します。ガラスペンは繊細な素材なのでうまく取り扱えるか心配になるかもしれませんが、使い方を間違えなければ心配ありませんよ。
インクを含ませる
使う前に、ガラスペンのペン先にインクを補充する必要があります。ガラスペンの穂先を壊さないようにと、インク瓶の縁や底の部分に付けないよう注意してください。
うまくインクを吸わせるコツは、ペンを垂直に立てるように入れること。目安はペン先部分の3ぶんの2程度までです。インク瓶の縁の部分で落とすようにして、不要なインクを落とします。
書く、描く
インクを十分に含ませたら、用意した用紙に筆記したり、イラストを描いたりしてみましょう。ガラスペンは鉛筆やボールペンと同じように持てますが、書きにくい場合はペンを少し寝かせ気味にするとよいですよ。
少しインクがかすれだしたら、ペン先を回転させるように向きを変えます。慣れないうちは、ゆっくりとインクの出方を見て書き進めるのがおすすめ。かすれがひどくなったら、再度インクにペンを差し入れましょう。
水洗いする
ガラスペンを使い終わったら、ティッシュで拭いてから水洗いするのがポイント。水を入れたコップの中にペン先を浸して、インクを落としましょう。容器の底部分にペン先を付けないようにゆっくりと回しながら、完全にインクを洗い流します。
洗う前にティッシュで軽く拭いておくと、水が汚れにくくなります。使い終わったら水洗い後にしっかりと拭き、箱などに入れて保管すると破損しにくいです。
インクの色をチェンジする場合も、上記のように水洗いします。インクを洗い流せば、1本で何色も使い回しできますね。
初心者向きのガラスペン
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初めて使う場合は、初心者向きのガラスペンを選びたいと考えるのではないでしょうか。いくらお手入れが楽でも、使いやすいほうが長く大切に使えますよね。初心者におすすめのガラスペンについて、見ていきます。
ペン先が細め
ガラスペンを使い慣れていない人には、ペン先が細めのタイプが向いています。細字で書きやすく、日記やスケジュール帳に筆記するのにおすすめですよ。ペン先が0.3~0.5mm程度が目安です。
細めのタイプはインクが一度に大量に出たり、紙に引っかかったりする心配がなく、イラストを描くのにも、文字や線の調整をするのにも適しています。
0.6mm以上の太さがあるガラスペンはインクの出を一定にするのが難しく、ガラスペンの扱いに慣れない人や太字で書きたい人、インクの濃淡を出したい人以外にはあまりおすすめできません。
持ち手が分離型
初心者には分離型のガラスペンがおすすめです。ガラスペンには、持ち手部分とペン先が1つになっている『一体型』と、ペン先部分がガラス製で持ち手部分がほかの素材の『分離型』があります。
一体型はデザイン性が高くきれいで、インクの色を変えて何色ものカラーを楽しめます。しかし初心者には持ちにくく、出先で破損する心配もあるでしょう。
分離型は破損したり、劣化して書き味が悪くなったりしても、ペン先だけ交換して使うことが可能です。ペンケースなどに入れて持ち歩きしやすいので、ある程度扱いに慣れた2本目から一体型を使うとよさそうですね。
グリップとペン先の長さがある
ガラスペンの場合、ペン先とグリップ部分の距離が2cmほどあると、安定して持ちやすいといわれています。手にフィットする程度の太さのグリップであれば、バランスも取りやすいでしょう。
グリップの太さは1~1.3cm、小さなボール状の部分が付いていると中指を添えて持ちやすくなるようです。1.3cm以上の太さがあると、ガラスペンが握りにくいので注意しましょう。
『分離型』のほうがボールペンに近くグリップ部分が握りやすいため、違和感なく持てます。
ガラスペン、ペン置き、インクなどのセット
初心者の場合は、ガラスペンと必要なアイテムが一緒になったセット商品がおすすめ。デザインが素敵なペン置きがあると、統一感が出ます。
ペンはそのまま置くよりもペン置きを使ったほうが転がりにくいので、落下して破損するリスクも軽減できますよ。
ガラスペンと何色かのインクがセットになったタイプもあり、あれこれそろえる手間が省けるほか、すぐに使えて便利です。
インクがそろっていると豪華で、初心者の人へのギフトセットとしても喜ばれるでしょう。インクはラメが入ったインクや顔料インクなどがあるので、お得感もありますね。
長期保証付き
100円均一などのショップでお試し用に安価なガラスペンを購入するのもよいですが、使っていくうちにペン先が摩耗して、インクが出なくなったり、紙に引っかかったりして書きにくくなる場合も。
自分でペン先などにヤスリをかけて調整する人もいるようですが、慣れない人ではうまくできるか心配ですよね。
長期保証が付いていると、高額な場合も少なくありません。しかしペン先の取り換えができたり、メーカーや工房で調整が可能だったりするため、一度気に入ったガラスペンを長く使えます。購入前に保証の内容も確認するとよいですね。
ガラスペンで書くことを楽しもう
ガラスペンはペン自体の見た目の美しさが魅力的。素朴な書き味も自分だけのペンだと感じられて、愛着も湧くのではないでしょうか。
自宅だけでなく、持ち歩いても使えます。日記を書く、趣味のイラストを描くなど、自分なりの使い方をして楽しみましょう。
[文・構成/grape編集部]