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経産省「使用を中止して」 ドライヤー保管のNG行為に「恐ろしい…」

By - COLLY  公開:  更新:

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台の上に置かれたドライヤー

※写真はイメージ

身近な家電製品の中には、便利である一方、使い方を誤ると思わぬ事故の原因になってしまうものも少なくありません。

ドライヤーもその1つ。どのような危険性が潜んでいるのか把握し、正しく扱うことが何よりも重要です。

『【経済産業省】リコール・製品事故情報(製品事故対策室)』(@kochijiko)の公式X投稿より、使用時の注意点を解説します。

コード部分から発火の恐れあり

ドライヤーは大量の温風を吹き出すために、多くの電力を消費する家電製品です。電気が流れるコードに不具合が生じると、発火する恐れがあります。

『【経済産業省】リコール・製品事故情報(製品事故対策室)』はXへの投稿で、ドライヤーから火花が散る動画を紹介。特に問題がないように見えるドライヤーを手に持ち、ほんの少し傾けた時に、勢いよく火が出ています。

ドライヤーで髪を乾かしている最中にこのような事態に陥れば、手や頭部を火傷する可能性もあるでしょう。自身が身につけている衣類や、身の回りの布製品へと燃え広がれば、さらに大きなトラブルにつながってしまいます。

発火の原因は主にコードの使い方

ドライヤーのコード部分は、安全性に配慮したうえで作られたもの。説明書のとおりに正しく扱っていれば、事故が起きる可能性は低くなるでしょう。一方、誤った使い方をすれば、まだ新しくても事故につながる恐れがあります。

『【経済産業省】リコール・製品事故情報(製品事故対策室)』がX上で注意をうながしている行動は、以下のとおりです。

・使用時に電源コード部分を何度も折り曲げる
・コードを本体に強く巻き付けた状態で保管する

髪を乾かそうとドライヤーを動かす際は、電源コードに負担がかからないよう注意してください。無理な動きをするのは禁物です。ドライヤーの位置や角度を調整する際には、コードの取り回しも意識しましょう。

またドライヤーを片付ける際に、コードをまとめるために巻き付ける人も多いのではないでしょうか。実はこれも、コード内部に負担をかける行動です。本体に巻くのではなく、コード単体でゆるくまとめておくとよいでしょう。

異変を感じたら使用を中断しよう

スイッチをオンにしても電源が入らなかったり、使用中に温度や風量が不安定になったりするのは、電源コードに不具合が生じている証拠です。すぐに使用をやめることで、発火トラブルを予防できます。

コード部分を守ることで、ドライヤーの寿命を長くする効果も期待できます。劣化により事故につながりやすい部分だからこそ、ていねいに扱うよう意識してください。家族全員で正しい扱い方を意識することで、思わぬ事故や火傷、火災といったリスクを低減できます。


[文・構成/grape編集部]

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出典
@kochijiko

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