柔軟剤とタオルは相性が悪い? 洗濯のプロが教えるタオルをふわふわにする方法
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※写真はイメージ
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顔や身体を拭くタオルは、清潔であることはもちろん、肌触りのよさも重要なポイントです。
毎日ふわふわのタオルが使えるように、洗濯時に柔軟剤を使っている人は多いのではないでしょうか。
柔軟剤を使うと、肌触りをよくしたり好みの香りが付けたりできますが、実はタオルとの相性は悪いそうです。
宅配クリーニングサービス『coco-ara(coco_ara_cleaning)』のInstagramから、柔軟剤とタオルの相性が悪い理由や、柔軟剤を使わずタオルをふわふわにする方法を紹介します。
タオルが気持ちよく使えるように、洗濯のコツをつかみましょう。
※画像は複数あります。左右にスライドしてご確認ください。
柔軟剤とタオルはなぜ相性が悪い?
柔軟剤は肌触りをよくする効果がある一方で、吸水性を下げてしまうというデメリットがあります。
タオルが水気をしっかり吸収するかどうかは、非常に重要なポイント。ふわふわで肌触りがよかったとしても、水を吸わないようではタオルとして使えず不便です。
柔軟剤を使うと吸収力が落ちるのは、柔軟剤に含まれている『陽イオン界面活性剤』によって繊維がコーティングされるためです。
特に規定量よりも多くの柔軟剤を使うと、タオルの繊維に陽イオン界面活性剤が残って水をはじくため、吸水力が低下してしまいます。
「水を吸わなくなった」…と感じる場合は、柔軟剤を使わずに洗濯してみるといいでしょう。
柔軟剤を使わずにタオルをふわふわにする方法
柔軟剤を使わずにタオルを洗濯すると、「ゴワゴワになってしまうのでは」と心配になる人もいるはず。
以下の方法を試して触り心地のいいタオルに仕上げてみましょう。
クエン酸を使う
『coco-ara』の投稿によると、吸収力を保ちながらふわふわに仕上げるには、『クエン酸』がおすすめとのことです。
洗濯洗剤の多くは『弱アルカリ性』。汚れを落としやすいメリットがある一方、繊維を傷めやすくゴワゴワとした仕上がりになってしまいます。
酸性のクエン酸を一緒に入れることで洗濯洗剤のアルカリ性が中和され、洗剤のみで洗った時のゴワゴワを防げるのです。
クエン酸は洗濯開始時ではなく『すすぎの時』に入れます。
なおクエン酸を入れすぎると、酸によって洗濯槽を傷める可能性があるため、『10ℓの水に対し1〜2g』を目安にしましょう。
たっぷりの水で洗う
洗濯時の水量も大切なポイントです。水量が少ないと生地同士がぶつかって繊維を倒してしまいます。
干す時にタオルを振る
タオルを干す時に10回ほどバタバタと振ると繊維が起き上がり、ふわふわに乾かせます。ただし長時間太陽に当たりすぎるとゴワゴワになってしまうので、乾燥しすぎる前に取り込むようにしましょう。
洗濯の仕方を工夫して、ふわふわのタオルに
タオルの洗濯に柔軟剤を使うと、吸水力が低下してしまう可能性があります。本記事で紹介した方法を取り入れて、ふわふわなタオルに仕上げてみましょう。
『coco-ara』のInstagramでは、このほかにも洗濯にまつわるさまざまな情報を紹介しているので、チェックしてみてください。
[文・構成/grape編集部]