全力で鳴いてる! 大学の敷地内で見つかった声の『正体』は…?
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アメリカの大学の売店では、学校のロゴ入りの洋服や雑貨などの公式グッズが販売されていることがあります。
在学生が利用するだけでなく、有名な大学を訪れてそれらのグッズをお土産に購入する人もいるようです。
大学を訪れた女性が出会った『お土産』とは?
2024年7月、ジェニー(80stoyhunter)さんは娘さんの付添いで、ある大学を訪れました。
彼女たちが構内を見学していると、どこからか子猫の鳴き声が聞こえてきたのです。
その鳴き声はとても力強く、まるで助けを求めるように必死に鳴き続けていました。
鳴き声のするほうへ行ってみたジェニーさんは、植え込みの奥に子猫の姿を発見。
「子猫ちゃん、こっちにおいで」と話しかけますが、子猫は警戒して出てきません。
このような場合、大学の職員に知らせたり、動物保護施設に連絡したりする人が多いのではないでしょうか。
しかし、ジェニーさんは違いました。
実は彼女は数匹の保護猫を飼っている大の猫好きで、猫の扱いに慣れていたのです。
ジェニーさんは子猫の信頼を得るために、植え込みのそばで声をかけ続けたのだそう。
すると子猫は少しずつ彼女に近付いてきます。
そして45分後、ついに子猫がジェニーさんに心を開いたのです!
こうして無理やり捕まえることなく、彼女は子猫を安全に保護しました。
子猫はメスで、ジェニーさんはミモザちゃんと命名。
「大学見学でお土産を見つけた時」とつづられた動画には、見事にミモザちゃんを保護したジェニーさんへの称賛の声が上がりました。
後日に更新した動画で、彼女はミモザちゃんのために里親を探すつもりだと話しています。
しかし、動画に映るミモザちゃんはジェニーさんにすっかり懐いていて、それを見た人たちからは「きっとあなたの気が変わるだろう」と予想する声が続々。
その予想どおり、同年9月上旬の時点でもミモザちゃんは彼女の家で暮らしています。
巷ではよく、「猫は自ら飼い主を選んでいる」といわれます。
普段は訪れることのない場所で、ジェニーさんとミモザちゃんが出会ったのは偶然ではないのかもしれません。
もし本当にミモザちゃんがジェニーさんを選んだのだとしたら、最良の選択だったといえるでしょうね!
[文・構成/grape編集部]