スチールのリサイクル方法、分かってる? 企業の回答に「知らなかった」
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身近にあふれている缶製品。飲み物や缶詰など、毎日のように手に取っている人も多いでしょう。
実は中身によって、金属の中でもアルミやスチールが使い分けられているのは、知っていますか。
素材表示を見てみると、ビールの缶にはアルミが、コーヒーの缶にはスチールがよく使われています。
一体、この違いはなんなのでしょう。気になった筆者は、缶製品を製造・販売している大和製罐(だいわせいかん)株式会社(以下、大和製罐)に取材しました。
大和製罐株式会社 マーケティング部長 山本達平さん
アルミとスチールの違いって?
早速ですが、なぜ缶製品には、アルミ缶とスチール缶があるのでしょうか?
はい。中身によって、それぞれに適した素材が選ばれているからです。
アルミは柔らかくて、軽いという特徴があります。炭酸の飲み物やビールは、外に向かって圧力がかかるので、アルミでも強度が保てます。
一方でスチールは、99.9%以上が鉄でできており、強度が高く丈夫という特徴があります。コーヒーは熱と圧力をかける『レトルト殺菌』をしなければいけないため、主にスチールが使われます。
製造方法にも違いがあるのでしょうか?
アルミ缶はアルミの板を、プレス機で打ち抜いて、しごいて伸ばします。蓋を付けたら、アルミ缶の形になります。
スチール缶は、1枚の鉄(スチール)の板を丸めて溶接します。その後、底蓋と上蓋を巻き締めて密封するのが主流の作り方です。
スチール缶をよく見ると、溶接でつなげられた部分が分かる
我々は結構、変なことをやるのが好きで(笑)。「ほかの会社がやっていないことをやろう」っていう意識が強いんです。 なので、スチールをアルミのように打ち抜き、伸ばして加工する缶も製造しています!
アルミとスチールの両方を扱っている、数少ない企業である大和製罐。缶が世の中に普及してもなお、新たな可能性を探る姿勢が素晴らしいですね!
さらに話をうかがっていくと、スチールがSDGsにとても適した素材であるという話が聞けました。