風呂マットは本当に必要? TOTOの回答に「なるほど!」
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- 取材協力
- TOTO株式会社
あなたは、お風呂マットを使っていますか。
「すぐカビるからいらない」という意見も散見しますが、入浴を快適にするためのアイテムと思う人は多いでしょう。
お風呂マットの必要性について、TOTO株式会社(以下、TOTO)に取材しました。
お風呂マットは2種類ある!
お風呂マットとひと口にいっても、以下の2種類があります。
1.浴室の中・浴槽の内側で使うもの。
2.脱衣場で使うもの。
どちらも「お風呂マット」あるいは「バスマット」と呼びますが、『2』は「足拭きマット」という呼び方が一般的かもしれません。
『1』のお風呂マットは、浴槽内や浴室の床で使用するマット。濡れた床や浴槽内は滑りやすいので、主に『滑り止め』『転倒防止』のために使用されます。
浴室内や浴槽内で使用するお風呂マットには、底に吸盤がついていることが多く、この吸盤でしっかり固定する仕組みです。
※写真はイメージ
『2』は浴室から出たところに敷くもので、こちらも同じく滑り止めの効果があります。
TOTOに足拭きマットの必要性をうかがったところ、以下の回答がありました。
足が濡れたまま脱衣所に入ると、転倒の恐れもあるかと思います。
脱衣所で滑りにくいバスマットを使用いただくことで、より安心してお過ごしいただけるのではないかと考えます。
床が濡れると、滑って転倒するリスクが高まります。
足拭きマットは滑り止めの役割を果たし、特に高齢者や幼い子供がいる家庭では安全面で役立ちますね。
※写真はイメージ
また、濡れた足で床に立つと、床が濡れてしまいカビや汚れの原因になることも。足拭きマットを使うと、床が濡れるのを防ぎ、清潔に保ちやすくなります。
さらに、お風呂上がりにふわふわしたマットの上に立つと、足の裏が冷たく感じることなく、柔らかい素材が快適に感じられるでしょう。
お風呂マットの必要性
あると便利で安心なお風呂マットですが、「本当に必要?」と思う人もいるでしょう。以下に該当する人は、あえて置く必要はないかもしれません。
・浴室が広く、別に脱衣スペースがある場合
脱衣スペースが浴室としっかり分かれている場合、浴室で足を拭けば直接床が濡れることが少なく、足拭きマットがなくても問題ないことも。一方、ユニットバスの場合は、あったほうがよいでしょう。
・浴室や脱衣所に十分な水切り対策がある場合
水はけがよく、濡れた床がすぐに乾くような環境なら、お風呂マットと足拭きマットがなくても問題にならないことがあります。
・管理が面倒に感じる場合
お風呂マットと足拭きマットは定期的に洗濯や干す必要があり、清潔に保つための管理が必要。管理を面倒に感じる場合は、使わないことも選択肢の1つになります。
TOTOでは、浴室入り口のつまずきを防止するために、段差を低くした設計をおこなっているといいます。
※『おそうじラクラクほっカラリ床』(画像提供:TOTO株式会社)
『おそうじラクラクほっカラリ床』は、「浴室内を滑りにくくしたい、水はけをよくしたい」という要望に応えた浴室商品とのこと。お風呂も時代に合わせて進化しているのですね。
おそうじラクラクほっカラリ床
お風呂マットを置くか迷っている人は、ライフスタイルに合わせて決めてみてはいかがでしょうか。
[文/高橋モータース@dcp・構成/grape編集部]