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重曹は掃除に便利!使い方・注意点やどこで使えるかを詳しく解説

By - grape編集部  公開:  更新:

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重曹の写真

※写真はイメージ

掃除をする際に便利なアイテムの1つ、重曹。

テレビ番組やSNSなどで紹介されているのを、見聞きしたことがある人は多いかもしれません。

そんな重曹は、活用法がいくつかあるのをご存じでしょうか。

この記事では、重曹についての基本情報をはじめ、掃除の際に使える活用法や注意点などを紹介します。

また、どのような場所の掃除に適しているかについても解説しているので、これから家の掃除をしようとしている人は参考にしてみてください。

重曹の基本情報と掃除での使い方

重曹の写真

※写真はイメージ

重曹は炭酸水素ナトリウムとも呼ばれるアルカリ性の物質で、油汚れなどの酸性汚れを中和して落とすことが可能です。

自然由来の成分で環境への影響が少ないといわれ、注目を集めている掃除アイテムの1つです。

そんな重曹は、さまざまな方法で掃除に使うことができます。以下では、3つの使い方について見ていきましょう。

粉のまま振りかける

粉末状の重曹をそのまま汚れに振りかけると、研磨剤の役割を果たし、汚れをこすり落とすことができます。

鍋の焦げ付きや、湯呑の茶渋などを落としたい場合は、重曹を粉のまま振りかけて、こすり洗いをしてみましょう。

ただし、重曹の粉を入れすぎると傷付いてしまう場合があります。

汚れの状態に合わせて少しずつ入れるなどして、重曹の量を調整してみてください。

重曹スプレーを吹きかける

重曹を水に溶かし、スプレーボトルに入れて重曹スプレーにするという方法もあります。

作り方は簡単で、水100㎖に対し、重曹を小さじ1杯入れて溶かすだけ。

スプレーボトルに入れておけば、気になる油汚れや皮脂汚れなどにシュッと吹きかけ、拭き取ることができるでしょう。

作った重曹水はなるべく当日中に使い切り、余ったものは処分するようにしてください。

ペースト状にする

頑固な汚れには、ペースト状にした重曹を付けてみましょう。

ペースト状にすることによって汚れにぴったりと密着し、油分を分解することができるため、粉末や重曹スプレーよりも落としやすくなるでしょう。

汚れの種類や状態によっては、重曹ペーストを付けた後にラップをかけると、さらなる効果が見込めますよ。

重曹を掃除で使う時の4つの注意点

重曹にはさまざまな活用法がある一方で、注意しておきたいこともあります。

具体的には『重曹が使用OKな素材かを確認する』『吹き残しがないようにする』『大量に使用しない』『長時間の使用は避ける』という4点です。

以下の解説を参考にしながら、スムースに掃除をしてみてくださいね。

重曹が使える素材かどうかを確認する

汚れを落とすものの素材によっては、重曹が使えない場合があります。

中でも、天然素材のものやアルミ製品などに重曹を使うと、傷や変色の原因になることがあるので避けましょう。

以下の表に、重曹の使用が向かない素材とリスクをまとめました。掃除に使えるか迷う場合は、ぜひ確認してみてください。

重曹の使用が向かない素材リスク
漆器などの塗装コーティングに傷が付く
加工していないフローリングや畳黄色く変色する
アルミ、銅、真ちゅう黒く変色する

拭き残しがないようにする

重曹スプレーで掃除した際に、拭き残しがあると白い跡が残ってしまいます。

ただ、水拭きすれば落とすことができるため、心配はいりません。

二度手間になってしまうのを避けるため、拭き残しのないように気を付けましょう。

大量に使用しない

水の量に対して重曹を入れすぎると、重曹の粉が溶けきれずに残ってしまいます。

浸け置き洗いなどの際は、残った重曹の粉が新たな汚れとなってしまう可能性があるため、注意しましょう。

重曹を水に溶かす際は、重曹をあらかじめ容器に入れておき、少しずつ水を加えて混ぜるなどして、粉が残らないように調整してみてください。

長時間の使用は避ける

重曹を使用する際は、肌に直接触れないように気を付けてください。

重曹は中性に近い弱アルカリ性ですが、人によっては肌荒れを引き起こす場合があります。

肌が荒れやすい人や敏感肌の人は、長時間の使用を避けましょう。

家事用のビニール手袋を着用するなどして、工夫してみてください。

重曹で掃除できる場所と方法

重曹の写真

※写真はイメージ

重曹は、家の中でも日々使う場所の掃除にぴったりなアイテムです。

風呂場、シンクやキッチン、そしてトイレなど、あらゆるタイプの汚れを落とすことができるでしょう。

1つずつ詳しく紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。どれも簡単なので、毎日のルーティンに組み込んでみてはいかがでしょうか。

風呂場

風呂場は身体に付いた汚れを落とす場所であり、皮脂汚れや水垢などが発生しやすい場所です。

夜に入浴したら、湯を抜かずにカップ1杯ぶんの重曹を入れ、ひと晩つけ置きしましょう。翌日、浴槽の栓を抜いて流し出し、シャワーをかけてからスポンジで軽くこすってみてください。

湯を抜いてしまったり、前日に入浴しなかったりした場合は、濡らした布に重曹の粉末をかけてクレンザー代わりにし、こすり洗いをしてみましょう。この時、重曹の粉末をかけすぎないように注意が必要です。

床や壁、イスなどに付いた汚れには重曹ペーストが有効です。汚れに付けてしばらく置いてから、スポンジで磨いて洗い流せばOKです。汚れがしつこい場合はラップをかけてみてくださいね。

シンクやキッチン

食べ物のカス汚れや、油汚れが付着しやすいシンクやキッチンにも重曹がおすすめ。

シンクに付着した汚れに重曹の粉末を適量振りかけ、濡らしたスポンジやブラシを使ってこすり洗いをします。

水で洗い流した後、雑巾などで水分を拭き取ったら完了です。

キッチン周りの油汚れには、重曹スプレーを吹きかけてから布で拭き取ると、簡単に落とすことができるでしょう。

そのほか、コンロの五徳や鍋の裏側などにこびり付いた焦げも、重曹ペーストを付けてこすり洗いをすればキレイに落とせますよ。

トイレ

トイレの便器がくすんでいたり、黒ずみ汚れがあったりしたら、重曹の出番です。

重曹の粉末を便器全体にかけ、縁の部分に重曹ペーストを付けたら、こすり洗いをした後に流してみてください。

消臭効果も期待できますが、クエン酸を組み合わせるとより大きな効果が見込めます。ただし、重曹とクエン酸を混ぜると中和し、効果が失われてしまうため、別々に使いましょう。

また、便器の素材によっては重曹を使用できない場合があるため、事前に確認しておくのが得策です。

重曹は便器のほかにも、壁、床やドアノブなど、トイレ全体に付着しがちな汚れに対応可能。汚れの種類に応じて、使い分けてみてくださいね。

重曹は掃除に役立つアイテム!うまく活用しよう

重曹の写真

※写真はイメージ

重曹は自然由来の掃除アイテムで、使い方によっては掃除が楽になることもあります。

粉のまま振りかけたり、重曹スプレーにして吹きかけたり、ペースト状にしたりして、あらゆる酸性汚れに対応することが可能。

入れすぎや長期間の使用などに気を付ければ、風呂場やトイレ、そしてキッチン周りなど、さまざまな場所で活用することができるでしょう。

重曹は100円ショップなどでも手に入るため、気軽に試すことができるのも嬉しいポイントです。掃除をする予定がある人は、ぜひ使ってみてくださいね。


[文・構成/grape編集部]

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