末期がんの犬の里親になった女性「この子の最期を最高の時間にしてあげたい」
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出典:Facebook

猫「飯だ。いくぞ」犬「おう!」 ご飯前の2匹の姿に「戦いに挑む前かな」「いい目をしてる」犬のこめたくんと、猫のうにちゃんと暮らす、飼い主(@chimaki0328)さん。 ご飯を食べる前の2匹の様子をXに投稿し、反響を呼びました。

ガラスが外れ、猫が通り始めて? 数日後の展開に「声出た」「笑いが止まらん」4匹の猫と暮らしている、みっひ(mimiguku7)さん。自宅のドアのガラス窓が外れたままにしていたら、猫が通るようになってしまったそうです。傷がつくことを心配した祖母がとった対策が?
『ホスピスを必要としている犬がいます』
アメリカに住むニコールさんはある日、慈善団体によるこんな書き込みを見つけました。
動物シェルターにいた犬、チェスターは末期がんで、残された時間はわずかでした。
そんな彼に幸せな最後の時間を過ごさせてあげたい。
ニコールさんは少しの間考えました。「私にこの役目が務まるだろうか。」そして彼女はチェスターの最後の里親になることを決めたのです。
チェスターの最後の瞬間を最高の瞬間にしてあげたい
ニコールさんはチェスターに、ペットとして愛されている犬たちと同じ体験をさせてあげたいと思いました。一緒に遊んで、美味しいものを食べて、いろんなところへ行って、たっぷり甘やかしてあげようと決めたのです。
おやつやおもちゃ、かわいいバンダナも全部チェスターのもの!
食欲旺盛なチェスターはホットドッグもペロリ。
チェスターはこれまでに腫瘍の摘出手術をしたものの、すぐに新たな腫瘍見つかり、この時は全身に転移していました。元気そうに見える彼ですが、実際は足腰も弱り、動く車内でしっかりと立っていることができない状態だったそうです。
それでもチェスターは、まるで痛みなど感じないかのように、ニコールさんと娘のペイズリーちゃんと一緒に元気にたくさん遊びました。
たくさんの愛情を受けて天国へと旅立ったチェスター
チェスターは2015年7月に天国へと旅立ちました。ずっとシェルターで暮らしていた彼にとって、ニコールさんたちの家族となり、最後の時間をたっぷりの愛情を受けて過ごせたことはどんなに幸せだったことでしょう。
愛するペットとの別れは、言葉で表現できないほど辛いものだと思います。それを覚悟の上で、チェスターの里親になってくれたニコールさんには感謝の気持ちしかありません。
きっと今ごろ天国のチェスターも、ニコールさんたちとの楽しい思い出を胸に、元気いっぱいに走り回っているのではないでしょうか。