世界中が涙した、とある女の子の今日と明日 もし自分の国で戦争が起きたら…
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道路標識、縦読みすると… 1枚に「これは気付かなかった」「面白い看板」目的地の方向や距離、道路上の警戒情報などを視覚的に伝える、道路標識。普段から車を運転する人であれば、頻繁に目にするでしょう。なおき(@528_frs)さんがXに公開した道路標識の1枚に、5万件を超える『いいね』が寄せられています。
北海道のコンビニ 駐車場で撮影した1枚に「怖すぎるだろ…」「五度見したわ」北海道で男性が撮影した1枚。写った光景に道民以外が「ウソだろ…」
もし、突然自分の国で戦争が起きたら。そんなことを想像したことはありますか?
今の生活が崩壊し、訳も分からないまま悲しみや恐れなど様々な感情に襲われ、自分の身に起こっていることが現実だと信じられないのではないでしょうか。
出典:YouTube
2011年に勃発し、現在も続いている政府軍と反体制派によるシリア騒乱。現在正確な被害者数はわかっていませんが、少なくとも11万人以上の方が亡くなり、そのうち約1万人は罪のない子供たちです。
美しかったシリアに起きた、突然の内乱。シリアの子どもたちにとって「平和な今日が、明日唐突に終わった」ということは現実に起こったことなのです。
とある女の子の今日と明日
もし、シリア騒乱のような戦争がイギリスで起こったら。そんな設定で描かれる、一人の少女「リリー」の物語。
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幸せいっぱいだった彼女の日常が、突然の内戦により崩壊していく姿。
彼女の口から「悲しい」「怖い」「苦しい」そんな言葉は一つも発せられませんが、その感情が痛いほど伝わってきます。
多くの人に祝福された、冒頭の幸せな誕生日から一年。
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「お願い事をして」と母親に言われたリリー。彼女の口からは、何も語られることはありませんでした。
この映像の最後は「今ここで起きていないことが、何も起きていないという訳ではない」というメッセージで締めくくられています。
リリーのその後
リリーのその後が描かれた映像が公開されています。
現在400万人を超えるといわれる、シリアから国外に脱出するシリア難民。リリーもその1人となり、家族と離れ離れになりながら過酷な旅をします。
定員超過のボートに命を託し、地中海やエーゲ海を渡った子どもたち。約340人の子どもが、海で溺死したと言われています。
まず自分の日々の生活に感謝すること。そして、こんな悲しいできごとが起きないよう、自分たちにできることは何かを真剣に考えることが大切。リリーの姿から、そんなメッセージを痛いほど感じます。