trend

親がいないシマウマの赤ちゃん ひとりぼっちのサイの赤ちゃんに近づいて?

By - grape編集部  公開:  更新:

Share Post LINE はてな コメント

出典:careforwild

南アフリカ共和国にある世界最大のサイの保護施設『ケア・フォー・ワイルド・ライノ・サンクチュアリ (Care for Wild Rhino Sanctuary)』。

この施設では、母親を亡くした野生のサイの子どもを世話しています。

2021年11月、大雨をもたらした嵐が過ぎた直後、野生動物の保護区で瀕死のシマウマの赤ちゃんが見つかりました。

そのメスのシマウマは立ち上がることもできないほど弱っていて、そばに母親はいません。

『ケア・フォー・ワイルド・ライノ・サンクチュアリ』に運び込まれたシマウマは、スタッフの懸命な看護によって一命を取り留め、少しずつ体力を取り戻していきました。

モジャジと名付けられたシマウマが施設にやってきてから3週間後、今度は生まれたばかりのサイの赤ちゃんが保護されます。

デイジーという名前のメスのサイは病気でひどく弱っていて、集中治療室で治療を受けていました。

すると、モジャジがデイジーに近付いて、世話をし始めたのです。

モジャジとデイジーはすぐに仲よくなり、大親友になりました。

特にモジャジは、病気で動けないデイジーのそばからずっと離れなかったのだとか。

今や2頭にとってお互いの存在が安らぎとなり、それぞれの体と心の回復を助けているそうです。

※画像は複数あります。左右にスライドしてご確認ください。

保護された時のモジャジは生後1週間ほどだったため、デイジーよりほんの1か月ほどお姉さん。

モジャジは、自分も母親がいなくてさびしいはずなのに、さらに幼いデイジーの面倒を見ているのです。

そんな2頭のほほ笑ましい姿は、多くの人たちに感動を与えています。

・なんて美しい魂。モジャジはしま模様の天使だ。

・動物たちは、私たち人間にたくさんのことを教えてくれるよね。

・2頭を見ていると、心が温かくなるよ。

仲よくミルクを飲むモジャジとデイジー。

保護された時には動くことすらできなかった2頭は、今では走り回れるほど元気になりました。

それぞれ母親を失い、縁があって同じ施設に保護されたモジャジとデイジー。

シマウマとサイの種を超えた友情が、これからもずっと続いていくといいですね。


[文・構成/grape編集部]

shibainutonさんの投稿動画

窓際が好きな柴犬 前脚をよく見ると…「声出して笑った」家の中でお気に入りの場所が決まっているというペットは多いでしょう。 柴犬のとんくんは、どうやら庭につながる窓辺がお気に入りスポットのようです。 夏には虫よけの特殊網戸を設置しても、隙間が開く位置に、とんくんが居座るため意...

シベリアンハスキーの写真

「中身は小学生」といわれたハスキーの1枚 「器用だな」「笑いが止まらん」普段は、シベリアンハスキーらしくワイルドでクールな表情を見せるという、アイリスちゃん。しかし、飼い主(@irislady_husky)さんは、驚きの場所に座る姿を見て…?

出典
careforwildCare for Wild Rhino Sanctuary

Share Post LINE はてな コメント

page
top