防虫剤の選び方で差が付く! 衣類を守るための方法に「そうだったのか」
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- 出典
- 匠抜き®
お気に入りの衣類を害虫やカビから守るためには、『防虫剤』が欠かせません。
しかし防虫剤にはさまざまな種類があり、使い方を間違えると十分な効果が得られないだけではなく、衣類を傷めることがあるので注意が必要です。
『株式会社トゥトゥモロウ』が運営する『匠抜き®』のウェブサイトでは、『防虫剤の種類と選び方』を紹介しています。
防虫剤の種類
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防虫剤には、主に4つの種類があります。それぞれ特徴や使用方法は、下記の通りです。
しょう脳
自然由来の芳しい香りが特徴で、すべての衣類に使用できます。ただし金糸や銀糸、金箔には直接触れないように注意しましょう。
ナフタリン
効き目がゆっくりと持続し、フォーマルウェアや雛人形の保管に適しています。金糸や銀糸、ラメのほか、塩化ビニール製品には使用できません。
パラジクロルベンゼン
即効性がある反面、高温多湿の環境では、溶けて衣類にシミを作る可能性があるので注意が必要です。金糸や銀糸、ラメ、合成皮革には使用できません。
ピレスロイド系
上記で紹介した3つの防虫剤が有臭なのに対し、『ピレスロイド系』は無臭で、洋服タンスや衣装ケースに適しています。
ただし、真ちゅうや銅が含まれるボタン付きの服には使用を避けましょう。
防虫剤は併用できる?
防虫剤の種類によって特徴が異なることから、「複数の防虫剤を併用すればより効果が得られるのでは」と思う人もいるかもしれません。
しかし『匠抜き®』では、『基本的に防虫剤の併用は避けたほうがいい』と解説しています。
どうしても一緒に使いたい場合は、問題のない組み合わせかどうかを事前に確認しておきましょう。
防虫剤の効果的な使い方
防虫剤の効果を最大限に引き出すためには、併用しないこと以外にもいくつかのポイントがあります。
まず、防虫剤は『衣類の上』に置きましょう。
防虫剤は揮発性があります。蒸発した気体は空気より重いため、成分が上から下に広がることで、衣類全体に防虫剤の効果を行きわたらせるそうです。
また、収納スペースに衣類を詰め込みすぎるのは避けてください。防虫剤の成分が十分に行きわたらず効果が半減します。
収納ケースやタンスに入れる衣類は『8割程度』にとどめましょう。
防虫剤の適正量を守ることも大切です。多めに入れたからといって効果が高まるわけではありません。パッケージに記載された使用量を守り、適切に使いましょう。
防虫剤を使う際は、種類ごとの特徴を理解した上で適したものを選ぶことが大切です。正しく使用して、大切な洋服を守りましょう。
[文・構成/grape編集部]