大切な記憶がこぼれ落ちていく…アルツハイマー病患者が語る苦悩に涙が止まらない
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臨時休業をした整体院 入り口にあった『貼り紙』に「これは仕方ない」「いい職場」2024年11月14日に、ある理由で臨時休業をした、同店。 「お許しください」といった言葉とともに、臨時休業を知らせる貼り紙を、Xのアカウント(@msgCura)で公開したところ、大きな注目を集めることになりました。
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大きな反響を呼んでいる動画をご紹介します。テーマはアルツハイマー病。
アルツハイマー病
記憶力の低下や人格の変化などを主症状とする認知症の一種。認知症の60~70%を占めるとも言われる。以前はアルツハイマー型認知症と呼ばれていた。
動画では、そんなアルツハイマー病を患う方々に、「思い出」や「忘れたくないこと」をインタビューしています。
さまざまな思い出や記憶と向き合う
動画に登場するのは、アルツハイマー病を患っている49~75歳の男女。思い出や記憶に関するさまざまな質問に、丁寧に答えていきます。
一番古い思い出は?
出典:YouTube
「確か、あれは4歳の頃。私はコスタリカにいて、とても蒸し暑かったわ。小川に入りたくて仕方なかった」
そして、こう言います。「これ以上は思い出せない」と。
一番最近の記憶は?
出典:YouTube
「今日の朝、どこかに行ったんだよな…どこだったかな?このインタビューが始まる前は…やっぱり思い出せない」
そして、悲しそうな表情でこう語ります。「アルツハイマーだからね」と。
一番悲しい思い出は?
出典:YouTube
「そうね、両親を亡くした時よ。それが一番悲しい記憶」
涙ぐみながらも語る彼女。もしかしたら、忘れたいぐらい辛い記憶かもしれませんが、彼女にとっては大切な思い出なのでしょう。
一番忘れたくない思い出は?
出典:YouTube
「夫よ」
笑いながら答える彼女。旦那さんとの大切な思い出を浮かべながら答えているように見えます。
当たり前に思える日常も、どんなに忘れたくないと願っている思い出も、涙を流すほど辛い記憶も、どれも彼らにとっては掛け替えのないもの。それはアルツハイマー病を患っていても、そうでなくても何も変わりません。
「覚えていたい」
「忘れたくない」
そんな彼らの思いが痛いほど伝わってくる動画です。
今ある日常を「当然」と思うのではなく、ほんの少しだけ人生を振り返って、大切な思い出について考える時間を作ってみるのもいいかもしれません。