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【年齢・用途別】自分に合った縄跳びの長さの決め方を解説

By - grape編集部  公開:  更新:

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【年齢・用途別】自分に合った縄跳びの長さの決め方を解説

※写真はイメージ

縄跳びはシンプルながら運動効果の高いアイテムの1つですが、自分に合った長さが分からないという人もいるでしょう。

縄跳びの長さが合っていないと、跳びにくかったりすぐに引っかかってしまったりするかもしれません。

本記事では、年齢や用途別に適した縄跳びの長さや、切らずに調整する方法、間違った長さが引き起こすトラブルまで詳しく解説します。

縄跳びの適切な長さが知りたい人は、ぜひ参考にしてください。

【年齢別】『大人』と『子供』それぞれに合った縄跳びの長さ

【年齢別】『大人』と『子供』それぞれに合った縄跳びの長さ

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『大人』と『子供』では、それぞれに適した縄跳びの長さは異なります。

ここでは、それぞれに合った縄跳びの長さを見てみましょう。

大人に適した縄跳びの長さ

縄跳びを選ぶ際は、身体に合った長さを選択することが大切です。長すぎると地面に引っかかってしまい、短すぎると姿勢が崩れて身体に負担がかかります。

大人の場合は、自分の身長に合わせて『身長+55cm』を目安にするとよいでしょう。例えば、身長170cmの人なら、ロープの長さは225cmほどがちょうどよいとされています。

ただし、体型や腕の長さは人それぞれです。数値だけで選ばず、実際にグリップ位置を確認して調整するほうが、自分に合った長さを見付けやすいでしょう。

測り方は、ロープの中心を片足または両足で踏み、グリップを両手で持って身体の横に引き上げます。グリップの位置が脇の下からへその間にきた状態が、ちょうどよい長さです。

身体に合った長さを選ぶことで、跳びやすくなるだけでなくフォームも安定しやすくなります。無理のない動きができるため、運動効果も高まるでしょう。

子供に適した縄跳びの長さ

子供の成長段階に合わせて、ぴったりの長さの縄跳びを選ぶことはとても大切です。特に子供が縄跳びに取り組む時期は、運動能力が伸びやすいタイミングといわれています。

ぴったりの長さの縄跳びを使うことで、リズム感や体幹、バランス感覚が育ちやすくなるでしょう。遊びの中で自然に運動能力が高まり、「跳べた!」という達成感が次の意欲につながります。

ここでは、縄跳びの経験や年齢に合わせて、子供のレベル別に適した長さの目安をまとめました。子供の成長や縄跳びの習熟度を考えながら、ぴったりな長さを見付けてください。

初めて縄跳びに挑戦する幼稚園児〜小学校低学年の場合

幼稚園児〜小学校低学年で初めて縄跳びを練習する子供には『身長+40〜50cm』のやや短めの長さがおすすめです。

実際に測ってみると想像以上に短く感じるかもしれませんが、跳びやすさを考えるとちょうどよい長さであるといわれています。

幼児や小学校低学年の段階では、跳べたという体験がとても大切です。引っかかりにくく扱いやすい長さに調整してあげましょう。

小学校中学年以上の子供の場合

小学校中学年以降である程度縄跳びに慣れてくる時期は、『身長+50〜55cm』が目安です。

この頃になると、持久跳びや二重跳びなど技の幅も広がってくるため、より身体にフィットした長さが求められます。

ロープの真ん中を両足で踏み、グリップを両手に持って脇を締め、ヒジがほぼ90度に曲がる位置を確認しましょう。この時、グリップがおへそから胸の間にくるようであれば、ちょうどよい長さといえます。

成長に合わせて定期的に長さを見直すのもポイントです。

縄跳びのグリップの選び方

ロープの長さだけでなく、グリップの長さにも注目しましょう。

縄跳びを始めたばかりの幼稚園児〜小学校低学年には、15cm前後の短めのグリップが扱いやすくおすすめです。手にフィットしやすいため、縄を回す感覚をつかみやすく、フォームが安定しやすくなります。

ある程度縄跳びに慣れてきたら、20cm程度の長めのグリップに切り替えてみるのもよいでしょう。長めのグリップは、手の動きがロープ全体に伝わりやすいといわれているため、リズムよく跳び続けられるかもしれません。

【用途別】縄跳びの適切な長さ

【用途別】縄跳びの適切な長さ

※写真はイメージ

縄跳びは目的によって最適な長さが少しずつ異なります。

ダイエットやトレーニング、競技の一環として行う場合、それぞれに合った長さを選ぶことで動きやすさが増し、効果的に運動できるでしょう。

ここでは『ダイエット』と『トレーニング』に適した縄跳びの長さについて解説します。

ダイエット目的の縄跳びに適した長さ

ダイエットを目的に縄跳びをする場合は、『身長+55cm』程度の長さが目安です。

跳んでいる最中にロープが地面に引っかかると、リズムが崩れ運動効果が下がってしまうため、長さの調整はしっかり行いましょう。

ロープの素材は、軽量なビニールやワイヤータイプが跳びやすく疲れにくいため、初心者にもおすすめです。

ダイエットに縄跳びを取り入れるなら、無理なく続けられるよう、身体に合った長さに調整して快適に跳べる状態を整えましょう。

トレーニングに適した縄跳びの長さ

トレーニング用もダイエット用と同様に、『身長+55cm』程度の長さを目安にすると、跳びやすく安定したフォームを保ちやすくなります。

さらに正確に調整するには、ロープの真ん中を両足で踏み、グリップを両手で持って引き上げた時にヒジが直角に曲がり、ロープがピンと張る状態が理想です。

グリップの位置が腰の高さあたりにあると、長時間でも疲れにくく快適に跳べます。

目的に合わせてロープの種類も選びましょう。スピード重視なら軽量ロープ、筋力強化なら重めのロープがおすすめです。

切らずにできる!縄跳びの長さの調節方法

切らずにできる!縄跳びの長さの調節方法

※写真はイメージ

縄跳びの長さは、ロープを切らなくても結び目を作ることで簡単に調整できます。

グリップの近くで玉結びをすれば、1つで約2cm短くなるでしょう。さらに短くしたい場合は、結び目を増やして調整してみてください。

ただし、ビニール製ロープは結んだまま保管するとクセが付くため、使用後は必ず結び目を解いておくことをおすすめします。

また、余ったロープをグリップの中に押し込むのは避けましょう。内部の回転機構を傷めてしまい、縄がねじれて跳びにくくなる原因になるためです。

切って調整する方法もありますが、一度切ると戻せないため、まずは結び目での調整から試してみてください。

縄跳びの長さが合っていないとどうなる?

縄跳びの長さが合っていないとどうなる?

※写真はイメージ

縄跳びは、ロープの長さが合っていないと跳びにくいでしょう。

うまく跳べずすぐに引っかかるのは、実は技術の問題ではなく、長さが合っていないことが原因かもしれません。

例えばロープが長すぎると、地面に当たって跳ね返る『縄ハネ』が起こりやすくなり、足に当たってリズムが乱れます。回転スピードも落ちるため、テンポよく跳び続けるのが難しくなり、フォームも不安定になるでしょう。

一方で短すぎると、ロープが地面に届かなくなり足に引っかかる回数が増えるほか、姿勢が崩れる原因に。さらに、肩や手首に余計な力が入りやすく、身体に負担がかかってしまいます。

また、ロープの長さによる影響は、年齢によっても異なるようです。

子供であれば、跳べない経験が苦手意識につながりやすく、縄跳びそのものを嫌いになってしまうかもしれません。大人の場合は、姿勢の崩れが原因で腰や肩を痛めるリスクが高まります。

適した縄跳びの長さは年齢や目的によって異なる

縄跳びを快適に楽しむためには、自分に合ったロープの長さに調整することがとても大切です。

長すぎても短すぎても跳びにくくなり、フォームが乱れたり、身体に余計な負担がかかったりする可能性があります。身長や目的に合わせて適切な長さに調整することで、跳びやすさが大きく改善されるでしょう。

ロープは必ずしも切る必要はなく、結ぶだけで簡単に調整できます。ロープを自分の身体に合った長さに整えて、軽やかで心地よい縄跳び習慣を始めてみてください。


[文・構成/grape編集部]

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