小児病院の子どもたちが笑顔になったわけ 『ポケモンGO』をリハビリに活用
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女性「え!えぇぇーー」 病院でもらった受付票、『年齢』を見ると?「大きい子供」「恥ずかしさ満載」「エッ!!!エーーーーーッ!」という驚きの声とともに、1枚の写真をXで公開したのは、kyonkoizumi(@___kkk0518)さん。 病院に行った際のエピソードに、17万件を超える『いいね』が寄せられ、話題となりました。

入院中の1歳子供 包帯を見ると…?「涙出た」「勇気もらえる」2025年7月20日、母親の、潮井エムコ(@m_emko)さんは、体調を崩した1歳の子供と付き添い入院をすることになりました。
全世界的にブームになっている『ポケモンGO』は、実際に歩き回りながらポケモンを集めたり、誰かと対戦したりするゲーム。
このゲームが、病気の子どもたちのリハビリにも活用され始めています。
『ポケモンGO』の取り組みで、子どもたちは活動的に
ミシガン州にある小児病院では、院内で子どもたちが『ポケモンGO』を楽しんでいます。療養中の子どもたちは、部屋にこもったり、気持ちがふさぎこんだりしがち。
ですが『ポケモンGO』を始めたことで、子どもたちは生き生きとした表情で病院内を歩き回るようになりました。
そして、同じように『ポケモンGO』をプレイする子どもたち同士、積極的にコミュニケーションを取り始めます。
さらにスタッフは、ポケモンをつかむための動きとリハビリでやらなくてはいけない動きをリンクさせる工夫をこらしています。その結果、リハビリが効率的に進むようになりました。
「病気はホントは怖くないよ、戦えるんだよ」
病院によっては、院内での『ポケモンGO』のプレイを禁止しているところも、もちろんあります。ゲームがトラブルや事故のきっかけとなってしまうことも、悲しいことですがゼロではありません。
ですが少なくともこの小児病院の取り組みでは、子どもたちは活動的になり、たくさんの笑顔を見せてくれています。
「病気はホントは怖くないよ、戦えるんだよ」ゲームを通じて、子どもたちは勇気を得たようです。