夏の海辺では『アカエイ』に注意!刺されると激痛 最悪、死の危険も
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臨時休業をした整体院 入り口にあった『貼り紙』に「これは仕方ない」「いい職場」2024年11月14日に、ある理由で臨時休業をした、同店。 「お許しください」といった言葉とともに、臨時休業を知らせる貼り紙を、Xのアカウント(@msgCura)で公開したところ、大きな注目を集めることになりました。
買った花束を店に置いていった女性 その後の展開に「鳥肌が立った」買った花束を店に置いていった女性 その後の展開に「鳥肌が立った」
本格的な夏を迎え、海水浴など海のレジャーが楽しい季節になってきましたね。
夏の思い出を嫌なものにしないために、浜辺で注意してほしい海の生物をご紹介します。それは『アカエイ』。
うっかり近づいたり踏みつけてしまい、大きな被害を受けたという報告も多い大変危険な生物。2016年のこの夏も、産卵期に入ったアカエイが多く目撃されているようです。
アカエイの脅威
アカエイは珍しいと思われがちですが、日本沿岸では見られることも多いポピュラーな生物。海水浴場や海辺から肉眼で確認できることもあり、釣りや潮干狩りなど海で遊んでいるときに遭遇することも。
アカエイの恐ろしいところは、その毒針。尾ひれに隠れた毒針は数センチから10センチほどの長さで小さな返しが無数についており、一度刺さったら抜けにくい構造になっています。その鋭利な刃は、ゴム製のブーツもやすやすと貫通する鋭さ。
また、その毒も非常に厄介。刺された直後はハンマーで殴られたような激痛が走り、数分後には刺すような痛みに変わります。アナフィラキシーショックを起こすこともあり、心臓や首に近いところを刺され死亡した例も報告されています。
アカエイは浅い海の砂底や泥底を好み、そこにいる生物を捕食して暮らしています。泥や砂に潜っているアカエイに気づかず踏みつけてしまい、刺されてしまったという方が多いようです。死体にも毒は残っているようなので、とにかく触らないというのが鉄則です。
刺されてしまった時の対処法
刺されてしまった場合は傷口を水やお湯でよく洗い、毒を搾り出した後、できる限り早く医療機関で手当てを受けるようにしましょう。
アカエイの毒である『タンパク質毒』は熱に弱く、60℃以上の高温で毒の成分が分解されるそうです。火傷にならない温度のお湯(43~50℃程度)を患部に注いだり、お湯に浸すなどの方法も応急措置としては良いでしょう。
砂に潜って気づきにくいのが厄介なアカエイ。大人の方ももちろんですが、子どもが刺されたらと思うと本当に怖いですね。海水浴など海辺に行かれる方は注意するとともに、近しい人に教えてあげてください。