酪農家の注意喚起に「知らなかった」の声 牛が鳴き続けている理由は…
公開: 更新:


フードコートの席取り、何を置く? 見つけた『正解』に「これは欲しい!」ハンドメイド作家の、ららら(@likelovelikes)さんの作品『席使用中キーホルダー』をご紹介。フードコートやカフェでの席取りに、もう悩まず済みます!

看板の言葉がただ事じゃない 山道で見た光景に「爆笑」「リアルすぎ」【4選】道路に設置された注意喚起の看板には、自治体や企業などからのお願いが書かれています。『禁止』ではなく『ご遠慮ください』と書かれていると進めるような気もしますが、そのまま進むと後悔するかもしれません。
酪農場で働いている、漫画家の牛川いぬお(@TDQFRYtruJY7ZxR)さん。
多くの牛から新鮮な牛乳を日々しぼりながら、酪農家の日常を漫画で描いています。
牛川さんは、酪農未経験の従業員が入社した時に、必ず真っ先に教えていることがあるといいます。それは何かというと…。
牛が鳴いていたら近付かないで!
人間が何かを訴えたい時に言葉を発するように、動物もなんらかの意思表明をするために声を上げています。
「モー」と鳴き声を上げ続けている牛がいると、牛に詳しくない人は「悲しいのかな」「何か痛いのかな」と心配してしまいがちです。
ですが、牛川さんは「鳴き続ける牛には近付いてはいけない」と力説。その理由は、発情して襲い掛かってくる可能性があるためといいます。
乳牛の代表であるホルスタインの体重は、なんと600~700kgほど!成人男性のおよそ10倍もの体重がのしかかってきたら、無事では済まないでしょう。
牛川さんの注意喚起はまたたく間に拡散され、多くのコメントが寄せられています。
中には、牛に近付いてケガをした経験がある人も。こうして知識を共有する必要性を再確認します。
・初めて知った!こういうのは、現場の人じゃないと分からないことも多いよね。
・見てるだけだと可愛いけど、言葉が通じない600kgの生き物って考えるとすごいな。
・発情期と知らず世話をしようとして、牛に頭で思いっきり突かれたことがある。
・人生で骨がきしむ音を聞いたのは、牛に乗っかられた時だけです…。
学校の職業体験や遠足でも、牛に触れ合う機会はあることでしょう。子どもにもいい聞かせておきたいですね。
[文・構成/grape編集部]