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家庭菜園をしている人は要注意! 農水省・厚労省が警鐘を鳴らすのは…

By - grape編集部  公開:  更新:

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家庭菜園の写真

※写真はイメージ

暖かくなってくると、散歩をしたり、外に出かけたりしやすいですよね。

「春になったら、そろそろ山菜採りに出かけようかな」と思っている人もいるかもしれません。

もし、山菜を採りに行こうとしている人や、家族に山菜採りが好きな人、家庭菜園をしている人がいたら、改めて有毒植物を確認しておくと安心です。

有毒植物とは、誤って口にすると嘔吐や下痢などの中毒症状があらわれ、場合によっては命を落とすことがあります。

実際に、2024年4月に、有毒植物『イヌサフラン』を食べた人が亡くなりました。

「山菜採りに行かないから大丈夫」と思っていても、観賞用植物を間違えて食べてしまうことがあるそうです。

家庭菜園をする人は要注意!

観賞用植物の誤食でよくあるのは、スイセン。

春にキレイな花を咲かせるため、庭に植えている人もいるかもしれません。

スイセンは、ニラによく似ているため、家庭菜園をしている人は要注意。

間違えて食べてしまうと、食後30分以内に吐き気や嘔吐などの症状が出ます。

厚生労働省によると2014~2023年までに、74件の事例があり、亡くなった人も出ていました。

「自分は間違えない」と思っていても、家族が間違えて食べてしまうケースがあるかもしれません。

特に60歳以上が食中毒になることが多いのだとか。

有毒植物を原因とする食中毒患者の約半数が60歳以上です

厚生労働省 ーより引用

「ニラに似ている。もしかしたら前に植えたかもしれない…」と思って食べてしまうこともあるのでしょう。

こちらの写真は、スイセンの葉ですがニラにそっくりですよね。

スイセンの葉

スイセンの葉

スイセンの場合、3~5月頃は、地上部の葉をニラと間違えがち。ニラの場合は、特有のニラの臭いがします。

農林水産省は、葉の断面で見分ける方法を紹介していました。スイセンの葉は断面がV字型、ニラは断面が平らの特徴があります。

もし、観賞用にスイセンなどを植えた際には、家族にも分かるように目印を付けておくと安心です。

また、家庭菜園や畑では、ニラの近くにスイセンは植えないようにしてください。

ほかにも、イヌサフランは、4~6月頃に若葉をギョウジャニンニクと間違えがちです。

キダチチョウセンアサガオのつぼみと、オクラの実はそっくりなので、分かりにくいでしょう。

厚生労働省は、ウェブサイトやSNSで誤食しやすい有毒植物をまとめているので、一度目を通しておくと安心です。

家族に子供や高齢者がいる人は、より注意をして有毒植物を誤食しないように気を付けてください。


[文・構成/grape編集部]

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出典
@MAFF_JAPAN厚生労働省@Shokuhin_ANZEN

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