「これにはちょっと手を付けられない」 ある家の『和菓子の出し方』にゾッとした By - grape編集部 公開:2018-05-28 更新:2018-05-28 植物注意喚起 Share Post LINE はてな コメント ※写真はイメージ 季節感を大切にする和食。器の工夫だけでなく、料理にさまざまな花や葉があしらわれています。 その繊細さはスイーツにまで及び、和菓子に美しい装飾が施されていることも。 ある家を訪問した良治堂馬琴(@tomato_shoukai)さんは、お茶請けとして水ようかんを出された時のことを投稿。人々の背筋をゾッとさせました。 恐怖の水ようかん 訪問した家の女性に、老舗の上質なようかんをすすめられた良治堂さん。 葉の上に乗って、とても風流だったのですが…。 さっきお邪魔したお宅でそこの奥さんにお茶請けとして水羊羹(老舗の良いやつ)を出されたんだけど、庭から採って来たのかなというアジサイの葉っぱが水羊羹の下に如いてあった。これにはちょっと手を付けられないしどうしたもんかと思っていたらお姑さんがそれに気付いて修羅場勃発。我々放置プレイ。— 良治堂馬琴(タッパたん) (@tomato_shoukai) 2018年5月26日 水ようかんの下に敷いてあったのはアジサイの葉。 それに気が付いた女性の姑は、怒り心頭してしまいました! さっきお邪魔したは違う、お邪魔してるお宅でさっき水羊羹を出されただ。現在も修羅場継続中なんだが、お姑さんの話す様子からすると奥さんは普段から『必要な事はせず余計な事しかしない』タイプで、客に対して毒物を出した事でお姑さんブチギレたっぽい。で、奥さん反省せずに逆ギレで更に炎上。— 良治堂馬琴(タッパたん) (@tomato_shoukai) 2018年5月26日 姑に怒られても、女性はピンとこなかったのでしょう。 「せっかくキレイに飾り付けたのに、なんで叱られないといけないの~!?」 そんな思いだったのかもしれません。 実は、アジサイは厚生労働省も注意をうながす危険な植物だったのです。 食事の時は要注意! 厚生労働省の『自然毒のリスクプロファイル』には、次のようにアジサイが紹介されています。 ※写真はイメージ 古くから、青酸配糖体を含むと言われているが、定かではない。嘔吐性アルカロイドの可能性も指摘されてはいるが、未だ明らかではない。料理に添えられることがあるが、食用は避けるべきである。 厚生労働省 ーより引用 毒物は特定されていないものの、食べないほうが無難なアジサイの葉。 2008年6月13日には、茨城県つくば市の飲食店で集団食中毒がありました。料理に添えられていたアジサイの葉を食べた10人のうち8人が、食後30分から吐き気・めまいなどの症状を訴えたのです。 この事件を受けて「アジサイには毒がある」と覚えている人は多いようです。怒った姑も、何らかの報道で危険性を知っていたのでしょう。 「食べないで、飾りに使うだけなら大丈夫」という声もありますが、危険を避けるに越したことはありません。 「これ、アジサイでは…」と気が付いたら、良治堂さんのように自衛することも大切です。 [文・構成/grape編集部] 出典 @tomato_shoukai/厚生労働省 Share Post LINE はてな コメント
季節感を大切にする和食。器の工夫だけでなく、料理にさまざまな花や葉があしらわれています。
その繊細さはスイーツにまで及び、和菓子に美しい装飾が施されていることも。
ある家を訪問した良治堂馬琴(@tomato_shoukai)さんは、お茶請けとして水ようかんを出された時のことを投稿。人々の背筋をゾッとさせました。
恐怖の水ようかん
訪問した家の女性に、老舗の上質なようかんをすすめられた良治堂さん。
葉の上に乗って、とても風流だったのですが…。
水ようかんの下に敷いてあったのはアジサイの葉。
それに気が付いた女性の姑は、怒り心頭してしまいました!
姑に怒られても、女性はピンとこなかったのでしょう。
「せっかくキレイに飾り付けたのに、なんで叱られないといけないの~!?」
そんな思いだったのかもしれません。
実は、アジサイは厚生労働省も注意をうながす危険な植物だったのです。
食事の時は要注意!
厚生労働省の『自然毒のリスクプロファイル』には、次のようにアジサイが紹介されています。
※写真はイメージ
毒物は特定されていないものの、食べないほうが無難なアジサイの葉。
2008年6月13日には、茨城県つくば市の飲食店で集団食中毒がありました。料理に添えられていたアジサイの葉を食べた10人のうち8人が、食後30分から吐き気・めまいなどの症状を訴えたのです。
この事件を受けて「アジサイには毒がある」と覚えている人は多いようです。怒った姑も、何らかの報道で危険性を知っていたのでしょう。
「食べないで、飾りに使うだけなら大丈夫」という声もありますが、危険を避けるに越したことはありません。
「これ、アジサイでは…」と気が付いたら、良治堂さんのように自衛することも大切です。
[文・構成/grape編集部]