御朱印がネットオークションに多数出品!バチ当たりな行為に、怒りの声
公開: 更新:

※写真はイメージ

今、もっとも狙われやすいのは… 新しい犯罪傾向にゾッとする残念なことに、空き巣や強盗などの事件はなくならず、連日のようにニュースをにぎわせています。玄関前に監視カメラを設置するなど、防犯対策をしている人もいるでしょう。しかし、近年では犯行の手口や傾向に変化が起こっており、従来の対策だけでは不十分な可能性があります。

リンゴの形をしたキーホルダー 実はこれ…「もっと輪を広げたい」「素敵な活動」漫画家の、ずくなし黒岩(@kurokuroyuyuyu)さんがXに写真を公開。ねぷた絵を「なんとか残せないか、いろいろな人にこの美しさを伝えられないか」と、頭をひねり始めたのがきっかけで、2023年の秋頃からある活動を始めたといいます。活動の一環として完成させた作品とは…。
神社や寺院において、参拝した証として寺社の僧侶や神職が押印してくれる『御朱印』。
その神々しい美しさもさることながら、参拝日や寺社名、ご本尊の名称も記入されるため、御神札のような役割もあります。
そんな御朱印が、ここ数年若者の間で流行になってきています。寺院巡りが好きな人だけではなく、刀を擬人化したブラウザゲーム『刀剣乱舞』をきっかけに興味を持ち始めた人が続々と増えているそうです。
幅広い世代が寺院を訪れ、新しい事柄に触れるのはとても素晴らしいこと。しかし、その流行の陰で悲しい出来事が起こっていました。
ネットオークションに、御朱印が多数出品されている!
『御朱印ブーム』に便乗するように、ネット上で問題になり始めたもの…それは、転売。
あろうことか、多数の御朱印がネットオークションや、フリーマーケットアプリに出品されているのです。
一般的に300円ほどで押印してもらえる御朱印が、倍以上の金額で多数出品されています。中には、数点の御朱印をセットにして数万円で出品されているものも…。
そもそも、上でも書いたように御朱印の本来の意味は参拝した証。人に売るだなんて、とんでもない行為です。
多くの転売をうけ、受付を一時停止する寺院も…
福島県の会津若松市にある飯盛山は、オークションへの出品をうけ、御朱印の受付を停止。
白虎隊墓守五代目はFacebookで転売の禁止を訴える投稿をすると共に、売り場に貼り紙をしています。
心ない人たちによる行為に、ネットでは多数の怒りの声があがっています。
実際に、「以前転売されたから…」と御朱印を断られた方もいるそうです。マナーを守っている方が断られてしまうだなんて、本当に悲しいことです。
御朱印は、寺院の善意から成っているもの…その善意を踏みにじるような行為は、あってはなりません。