御朱印がネットオークションに多数出品!バチ当たりな行為に、怒りの声 By - grape編集部 公開:2016-07-30 更新:2018-05-08 オークション御朱印神社 Share Post LINE はてな コメント ※写真はイメージ 神社や寺院において、参拝した証として寺社の僧侶や神職が押印してくれる『御朱印』。 その神々しい美しさもさることながら、参拝日や寺社名、ご本尊の名称も記入されるため、御神札のような役割もあります。 そんな御朱印が、ここ数年若者の間で流行になってきています。寺院巡りが好きな人だけではなく、刀を擬人化したブラウザゲーム『刀剣乱舞』をきっかけに興味を持ち始めた人が続々と増えているそうです。 幅広い世代が寺院を訪れ、新しい事柄に触れるのはとても素晴らしいこと。しかし、その流行の陰で悲しい出来事が起こっていました。 ネットオークションに、御朱印が多数出品されている! 『御朱印ブーム』に便乗するように、ネット上で問題になり始めたもの…それは、転売。 あろうことか、多数の御朱印がネットオークションや、フリーマーケットアプリに出品されているのです。 一般的に300円ほどで押印してもらえる御朱印が、倍以上の金額で多数出品されています。中には、数点の御朱印をセットにして数万円で出品されているものも…。 そもそも、上でも書いたように御朱印の本来の意味は参拝した証。人に売るだなんて、とんでもない行為です。 多くの転売をうけ、受付を一時停止する寺院も… 福島県の会津若松市にある飯盛山は、オークションへの出品をうけ、御朱印の受付を停止。 白虎隊墓守五代目はFacebookで転売の禁止を訴える投稿をすると共に、売り場に貼り紙をしています。 飯盛山白虎隊墓守の書く御朱印をお求めのお客様へご案内致します。 私、現在唯一の白虎隊墓守五代目(四代目までは他界しております)が書く御朱印は、下記のような第三者が自身の稼ぎ目的でオークション等に出品されている事実が分かりましたので、今後当…飯盛山 飯盛分店 白虎隊墓守自宅さんの投稿 2016年7月25日 RT 本当に!本っっ当に許せない!!今日飯盛山に登ってきたのですが、上で貰える御朱印が一時中止なっていて(元から書いて下さる方が居ない場合は書置きを頂くんだけど) 今やってないんですよ〜って言われて何故かと思ったらオクに出品… pic.twitter.com/pbwBQRAfSl— mいせ@会津旅行楽しかった! (@m_aise) 2016年7月29日 第三者が自身の稼ぎ目的でオークション等に出品されている事実が分かりましたので、今後当分御朱印書置きの販売を休ませて頂きます。 本来御朱印は、記念目的やスタンプラリー感覚で集めるものでは御座いません。御朱印は、神様の分身(化身)です。 そして、頂いた方ご本人を亡くなるまでお守りする神様です。 そんな神様の分身を自身の稼ぎ目的で集めて高く売買する者は、売り手も買い手も必ず罰があたりますし、神様にも申し訳がたちません。 Facebook ーより引用 心ない人たちによる行為に、ネットでは多数の怒りの声があがっています。 御朱印がなんなのか、わかってやってるの?バチ当たりとかそういうレベルじゃない 出品する人も悪いけど、買う人もいったい何考えてるんだ そもそも自分の足で寺院を訪れて、その場でもらうのが大切なんじゃないの? 御朱印転売された寺院が、本庁から怒られる、ってこともあるんだぞ… 実際に、「以前転売されたから…」と御朱印を断られた方もいるそうです。マナーを守っている方が断られてしまうだなんて、本当に悲しいことです。 御朱印は、寺院の善意から成っているもの…その善意を踏みにじるような行為は、あってはなりません。 「このケーキどうなるの?」 廃棄間際のスイーツを…「これは知らなかった」飲食店で食品ロスの危機におちいっている商品を買って『レスキュー』することができる、食品ロス削減アプリの『TABETE』に出会った女性。実際にレスキューしてみた結果? 俳優・火野正平さんが逝去 腰痛の治療に励むも腰部骨折に火野正平さんが亡くなったことが分かりました。ご冥福をお祈りいたします。 出典 飯盛山 飯盛分店 白虎隊墓守自宅/@chikuwano_wa/@mtmn22/@m_aise Share Post LINE はてな コメント
神社や寺院において、参拝した証として寺社の僧侶や神職が押印してくれる『御朱印』。
その神々しい美しさもさることながら、参拝日や寺社名、ご本尊の名称も記入されるため、御神札のような役割もあります。
そんな御朱印が、ここ数年若者の間で流行になってきています。寺院巡りが好きな人だけではなく、刀を擬人化したブラウザゲーム『刀剣乱舞』をきっかけに興味を持ち始めた人が続々と増えているそうです。
幅広い世代が寺院を訪れ、新しい事柄に触れるのはとても素晴らしいこと。しかし、その流行の陰で悲しい出来事が起こっていました。
ネットオークションに、御朱印が多数出品されている!
『御朱印ブーム』に便乗するように、ネット上で問題になり始めたもの…それは、転売。
あろうことか、多数の御朱印がネットオークションや、フリーマーケットアプリに出品されているのです。
一般的に300円ほどで押印してもらえる御朱印が、倍以上の金額で多数出品されています。中には、数点の御朱印をセットにして数万円で出品されているものも…。
そもそも、上でも書いたように御朱印の本来の意味は参拝した証。人に売るだなんて、とんでもない行為です。
多くの転売をうけ、受付を一時停止する寺院も…
福島県の会津若松市にある飯盛山は、オークションへの出品をうけ、御朱印の受付を停止。
白虎隊墓守五代目はFacebookで転売の禁止を訴える投稿をすると共に、売り場に貼り紙をしています。
心ない人たちによる行為に、ネットでは多数の怒りの声があがっています。
実際に、「以前転売されたから…」と御朱印を断られた方もいるそうです。マナーを守っている方が断られてしまうだなんて、本当に悲しいことです。
御朱印は、寺院の善意から成っているもの…その善意を踏みにじるような行為は、あってはなりません。