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自分たちの大会を諦め、野球部と日本一を目指す 吹奏楽部の決断が議論に

By - grape編集部  公開:  更新:

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提供:産経新聞社

2016年も連日熱い戦いが繰り広げられる甲子園。球児たちが汗を流しながら懸命に白球を追う姿に、多くの人が歓声を送ります。

そんな中、甲子園のグラウンドではなくスタンドがいま注目を集めています。その中心となっているのは熊本県代表、秀岳館の吹奏楽部。

実は彼らはこの時、自分たちのコンテストを辞退してこの甲子園での応援に参加していたのでした。

熊本県の中でも吹奏楽に定評のある秀岳館。今年も熊本県予選に向けて日々練習を重ねていました。目指すのは南九州小編成吹奏楽コンテストへの4年連続での出場。

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そんな中、野球部の甲子園への出場が決定、野球部の応援に吹奏楽は不可欠。しかし甲子園に行くと、例え県大会を突破したとしても南九州大会には参加できない…。

コンテストか、甲子園か。7月下旬の職員会議は2日間にわたった。多くの教員が「コンテストに出るべきだ」と主張した。吹奏楽部の3年生6人も話し合いを重ねた。「コンテストに出たい」と涙を流す部員もいた。

しかし演奏がなければチアリーディングもできず、応援が一つにならない。「野球部と一緒に演奏で日本一になります」。顧問の教諭に決断を伝えた部長の樋口和希さん(17)の目は真っ赤だった。8月1日の県予選には「上位入賞しても南九州大会を辞退する」と主催者側に申し入れて出場し、金賞を受賞した。

西日本新聞 ーより引用

金賞を獲得したとしても、南九州大会に出場できていたかどうかはわかりませんが、彼らはこれを辞退。

野球部の応援のため、甲子園に向かうことにしました。

「県予選で全力を出し切り吹っ切れた」。部員の田畑史也さん(16)は16日、スタンドでドラムを打ち鳴らした。樋口さんは「最高に気持ちが良い。僕たちも全力で戦います」

西日本新聞 ーより引用

と語る部員達。

ネット上では、「素晴らしい話だ」という意見と、「それでも自身のコンテストを優先するべきだったのでは」という意見が上がっています。

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沖縄尚学・比嘉公也監督の画像

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沖縄尚学

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出典
西日本新聞

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