「がぎぐげご」と「か°き°く°け°こ°」の使い分け 『鼻濁音』が日本から消えていく…
公開: 更新:


「夫も子供も大喜び」「砂糖よりも好き」 大さじ1杯、玉子焼きに入れたのは…?玉子焼きといえば、弁当の定番おかずですよね。 家庭によって味は違いますが、毎日食べても飽きない人気料理です。 しかし、いくら飽きないといっても、ちょっとアレンジしたい時もあるのではないでしょうか。 我が家では甘い玉子焼き...

トイレットペーパーの芯を差し込むと… 排水口の奥で起きたことに「これは助かる」「発想が天才」トイレットペーパーの芯を、掃除道具として活用する方法を2つ紹介しています。1つ目は排水口の『ぬめり取り』で、2つ目は『ホコリ取り』に活用します。
いつまでも大事に受け継いでいきたい、日本人の誇り、美しい日本語。言葉の乱れについてはたびたびネット上で議論になりますが、では、発声についてはどうでしょうか?
『鼻濁音』が使えない日本人が増えているそうです。もともと西日本では殆ど使われていなかったと言われていますが、東日本でも使える人が減っているようです。
鼻濁音とは?
「がぎぐげご」はもちろん、誰でも発音できると思いますが、「か°き°く°け°こ°」だったらどうでしょうか?
鼻濁音とは、が行「がぎぐげご」の音を、「んが、んぎ、んぐ、んげ、んご」というふうに呼気を鼻に向けて発声します。
アナウンサーやナレーター・声優の話す言葉や、歌手の歌声を注意して聞いてみると気づくかもしれません。
普通に発する「が」よりも、やわらかな印象を与えて、より美しい言葉に感じられます。
どの「が行」が鼻濁音?
「犬が走っている」というような、助詞は全て鼻濁音です。言葉の途中に現れる「が行」も鼻濁音です。例えば「音楽」「探す」「番組」など。
ただ、言葉の初めにくる「が行」の文字は、普通の濁音として発声します。例えば「学校」「外国人」「楽屋」などの「が」がそれにあたります。
外来語は全て濁音とされていますが、文中で現れる際に、鼻濁音で発声したほうが自然に聞こえる場合があります。他にも例外などがあり、きちんと覚えようとするのは難しいかもしれません。
とはいえ、身に付けると、日本語の美しさを改めて感じられるようになるはずです。