地雷を撤去するドローン技術に称賛と支援殺到!10年で世界中の地雷を無くしたい!
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安価なため大量に生産・使用されてきた地雷。未だにアフガニスタンやアンゴラなどには、7000万~1億個もの地雷が埋まっていると言われています。
今、地雷をドローンを使って安全に撤去しようとする活動が、クラウドファンディングで話題になっています。
今も続く恐怖
現在でも年間で約2万人もの人々が、地雷で足を失うなど被害を受けており、最悪命を失うことも。
地域に住む子どもたちや農耕を営む人たちにとって、無視できない大きな問題となっています。
出典:YouTube
しかし、人が探知機を使って撤去する従来のやり方では、膨大な時間と資金が必要となり、安全性を確保しながらの撤去作業は、思うように進んでいないのが現状です。
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無人で地雷を爆破させる方法もありますが、全部撤去できたのか確認するためには人の手が必要になります。
そこで考え出されたのが、アフガニスタン出身のMassoud HassaniさんとMahmud Hassaniさん兄弟が中心となって開発した「Mine Kafon Drone(MKD)」です。
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MKDは、まず地雷の埋まっていそうな地域を飛行しながら、疑わしい地域をマッピングしていきます。
そして、ロボットアームを使い地表4センチほどの高さを飛びながら、地雷を見つけ出します。
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地雷を見つけると、違うロボットアームで周辺に起爆装置を置き、誘爆によって地雷を除去していくのです。
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この方法なら、人間が探知機を使って処理するよりも20倍も早く撤去でき、コストも200分の1と、かなり安くすませることができるそうです。
10年以内にすべての地雷を撤去したい
Massoudさんたちは、今も世界中に設置され、罪のない人たちの暮らしを脅かしている地雷を10年以内に処理したいと考えています。
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その目標を達成するために、またMKDが有益であると証明するために、クラウドファンディングのKickStarterで、資金を集めています。
すでに3,500名を超える支援者がおり、目標金額だった7万ユーロ(約800万円)を大きく上回る、150万ユーロ(約1700万円)以上も集まるほどに!
多くの人を苦しませ続けている、戦争による負の遺産。こういった技術が向上していくことで、いち早く安全に暮らせる地域が増えて行ってほしいものです。
Mine Kafon Drone