追越車線をゆっくり走る 実はスピード違反よりも危険!
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臨時休業をした整体院 入り口にあった『貼り紙』に「これは仕方ない」「いい職場」2024年11月14日に、ある理由で臨時休業をした、同店。 「お許しください」といった言葉とともに、臨時休業を知らせる貼り紙を、Xのアカウント(@msgCura)で公開したところ、大きな注目を集めることになりました。
買った花束を店に置いていった女性 その後の展開に「鳥肌が立った」買った花束を店に置いていった女性 その後の展開に「鳥肌が立った」
高速道路の走行時。
ドライバーであれば、「法定速度を超える猛烈なスピードで走る車に恐怖を感じた」という経験があるかもしれません。
反対に、追い越し車線をゆっくり走行する車を「迷惑だな」と感じることもあります。
しかし、実は「追い越し車線をゆっくり走行する」ことは、単に周囲の迷惑になるだけでなく、交通事故の原因にもなり得る非常に危険な行為だったのです。
ドライバーを2種類に大別すると…
動画制作会社のVoxによって制作された画像から「高速道路をゆっくり走ることの危険性」がよく分かります。
ちなみに、アメリカの交通規制を基準に作られているため、レーンの左右は日本とは反対になります。
出典:YouTube
ドライバーは大きく2種類に大別できます。
左のレーンをゆっくり走っている車がいるとき、後方から高速で走って来た車がゆっくり走っている車を追い越す際は、2回車線変更をしなければなりません。
出典:YouTube
出典:YouTube
左のレーンをゆっくり走る車が2台いたら車線変更の回数は4回、3台いたら6回とどんどん増えて行きます。
この車線変更をする回数が増えれば、増えるほど交通事故のリスクが高まります。
もちろん、こういった意見もあるでしょう。
「後方から来た車は追い越す時に法定速度を超えているのでは?」
これに関しては、「後方から追い越そうとする車も法定速度内で走っている」という前提です。
そして、この前提を守っているにも関わらず、前の車があまりにもゆっくりと走っているために「前方の車を追い越さざるを得ない」という状況が交通事故を誘発するのです。
アメリカでは多くの州で「左レーンをゆっくり走ること」が禁止
アメリカでは、多くの州で「左レーンをゆっくり走る行為」を制限しています。
近年では、スピード違反ほど問題視して来なかった「ゆっくり走る車」を警察が取り締まるケースも増えてきました。
日本での導入は可能なのか?
もちろん、この「左のレーン(日本では右のレーン)を低速で走ることは禁止」というルールをそのまま適応しても、うまく機能するとは限りません。
ちなみに、日本では高速道路で追い越し車線(右のレーン)を走り続ける行為は禁止されていますが、最低速度を下回っていなければ取り締まりの対象になることはありません。
「高速道路ではスピードを出せばいい」という単純な話ではありませんが、適正な車線を適正な速度で走ることが何よりも大切なのかもしれません。
Why you shouldn’t drive slowly in the left lane
全編英語ですが、動画も公開されています。