腹部がつながった状態で生まれた双子 「このままでは命を落とす」母親の決断は

※写真はイメージです

2012年、双子の女の子 ルビーとロージーは結合性双生児(いわゆるシャム双生児)としてイギリスの病院で誕生しました。

結合性双生児が生まれる確率はわずか10万人に1人。色々な状態の結合性双生児がいますが、頭が二つあり、身体の一部(もしくはほとんど)が結合した状態で生まれた双生児をそう呼びます。

結合性双生児は大変まれな状態で生まれてきたというだけでなく、その後の生存率も大変低く、リスクの高い分離手術を行ってもどちらか、もしくは両方が命を落とすことも少なくありません。

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母の大きな決断

ルビーとロ―ジーの母であるアンジェラさんは、妊娠34週目に帝王切開で双子を出産した際に、医師から双子の腹部が結合していることを聞かされました。

医師はまた、二人は腸の一部を共有しており、このまま放置しておくと腸閉塞を起こしてどちらの命も助からない、緊急に分離手術手術を行わなくてはいけないとアンジェラさんと夫のダニエルさんへ決断を求めました。

「大きな決断だったわ。姉になる長女のリリーは赤ちゃんが来るのを楽しみにしているし、二人とも死んでしまったらどうしようって。でも二人が大きくなるのを待って、どちらかが生き残ってつらい思いをするくらいなら、物心がつかないうちに二人の分離手術をしようと決心したの。」

とアンジェラさんは語ります。

両親が手術に合意すると、すぐに精鋭のドクターが集められました。過去30年に27件もの結合性双生児の分離手術を行った実績のあるロンドンのグレート・オーモンド・ストリート・ホスピタルで、5時間に渡る分離手術が行われました。成功率はわずか25%だったそうです。

しかし、手術は無事に成功!手術後、医者から二人が無事だったと聞かされて、母のアンジェラさんは安堵の涙を流したそうです。

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姉の待つ家へと

そして数週間後、双子は無事退院。お姉さんのリリーの待つ家へと帰りました。

ルビーとロージーは退院後、健康な子どもとして育ち、一歳の誕生日をホームタウンのイギリスのベクスレイヒースで迎えることができました。そして、3年後。彼女たちは4歳になり、幼稚園に行く準備をしています。

お姉さんの通う学校に行って“Big Girl”になる!と張り切っているそうです。本当に可愛いですね。きっと素晴らしい美人になるでしょう。

二人の輝くような笑顔がこれからも続くように願ってやみません。元気に大きくなってね!

出典
The Guardian

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