「さすが、キャプテン!」 劇的ゴール→歓喜の輪から離れ、1人冷静な長谷部選手…なぜ?
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【訃報】ジェームス三木さんが逝去 『独眼竜政宗』の脚本手がける2025年6月19日、脚本家のジェームス三木さんが亡くなったことが分かりました。91歳。連続テレビ小説『澪つくし』や、大河ドラマ『独眼竜政宗』『八代将軍 吉宗』(いずれもNHK)など、数々のヒット作品を手掛けました。
2016年10月6日に行われたサッカーW杯アジア最終予選の第3戦、日本vsイラクの試合。
日本代表が前半に原口選手のゴールで先制するも、後半に追いつかれて1-1。ホームで勝利が必要な日本代表は、追い詰められた状態でした。
そんな中、ロスタイムに山口蛍選手が豪快なミドルシュートを決めて勝ち越し!
選手はもちろん、ベンチも含め、劇的なゴールを祝います。
そんな中、キャプテンを務める長谷部誠選手は、早々に歓喜の輪から離れ、センターサークルへ…その振る舞いに、称賛が集まっているのです。
どんな時にも冷静なキャプテン
サッカーでは、得点後、得点を奪われた方のチーム(今回の場合はイラク)が、センターサークルと呼ばれる中央の円の中から試合を再開します。
この時、センターサークル内に入っていいのは、イラク選手のみ。
このルールを逆説的に読むと「日本側の選手がセンターサークルにいたら、試合を再開することができない」とも捉えられます。
イラクの選手が、喜んでいる日本代表選手を出し抜き、突然、試合を再開してしまうリスクを回避するために、長谷部選手はあえて歓喜の輪から離れ、センターサークルへと戻っていたのです!
この行動に、多くのサッカーファンが称賛の声を寄せています。
ちなみに、この不意打ちのような試合再開方法が滅多に行われることはありませんが、Jリーグの初期には、狡猾な外国人選手によって成功した事例もあります。
同日に、代表100キャップのセレモニーを行った長谷部選手。2010年からは日本代表のキャプテンとして、チームを引っ張って来ました。
たとえ、どんなに劇的なゴールの直後であっても、試合終了の笛が鳴るまで気を緩めない長谷部選手の振る舞いは、「これぞ、キャプテン!」と呼ぶにふさわしいものでした。